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ミステリの祭典

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Another 2001
Anotherシリーズ

作家 綾辻行人
出版日2020年09月
平均点5.67点
書評数3人

No.3 5点
(2025/09/15 07:23登録)
シリーズを続けて読んだので初めから死者の正体が分かってしまい中盤までは無駄に長く感じてしまいました。
また主人公の心情にもあまり共感できませんでした。
もう一つの真相は面白かったです。

No.2 7点 よん
(2024/03/07 14:21登録)
シリーズ第三作で、二〇〇一年の夜見山北中学三年三組を描いている。このクラスには、時折死者が紛れ込み、災厄を起こす。災厄が起きた年度では、教師や生徒やその二親等以内の者が次々と死んでいくのだが、今年はどうやらそれが始まったらしい。
超常現象を基本とした物語だが、記憶や記録の改変の中で死者が誰なのかを、手掛かりに基づいて推理することも愉しめるように仕上がっている。中学三年生たちの瑞々しい心が凄惨な死の連続や級友への疑念など散々にかき乱される中、論理とそれを超えたものの鮮やかな融合を堪能できる。

No.1 5点 ボナンザ
(2023/10/21 19:06登録)
シリーズファンのための続編。後半の理不尽な展開の連発は相変わらず面白い。

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