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ミステリの祭典

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運命交響曲殺人事件
白沼警視&結城鉄平シリーズ

作家 由良三郎
出版日1984年06月
平均点6.00点
書評数3人

No.3 7点 ドクターマッコい
(2013/03/05 08:08登録)
元来音楽好きの作者だけに音楽界に対する造詣の深さは
納得できますがストーリー的にも後々まで心に残る
作品でした。

No.2 5点 nukkam
(2012/04/24 16:38登録)
(ネタバレなしです) 由良三郎(1921-2004)が本書でミステリーデビューしたのは1984年です。もともとは医学者で、引退してミステリー作家に転身しました。世代的には高木彬光(1920-1995)と同年代で、高木が作家生活の晩年を迎えていた時期に作家キャリアをスタートさせたのですからびっくりです。クラシック音楽が好きでない読者はタイトルだけで敬遠しそうですけど、それほど音楽趣味べったりの作品ではありませんのでその点はご安心下さい。爆殺トリックは非常に細かいレベルで分析しているし、それ以外の謎解きも丁寧な本格派推理小説なんですが、語り口が単調に過ぎて物語としてのメリハリに乏しく、読みやすいかというと微妙です。

No.1 6点 VOLKS
(2008/01/30 23:55登録)
はじめて氏の作品を読んだ。
真面目なミステリィというか、セオリー通りというか、ちょっと古めかしいというか・・・そんな感じがしたが、音楽知識トリックというところに興味が持てた。
犯人の動機に関しては、なんともやるせない。

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