皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
VOLKSさん |
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平均点: 6.75点 | 書評数: 351件 |
No.19 | 5点 | Another- 綾辻行人 | 2010/11/12 02:40 |
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長編なのに苦なく読めるあたりは『さすが綾辻氏の作品』といった感じだが、読みながら何度も「これミステリーランドか?」と思いたくなる学園もので、ホラー要素も強く、個人的にはあまり肌に合わなかった。 |
No.18 | 5点 | 深泥丘奇談- 綾辻行人 | 2008/07/30 21:28 |
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ホラー小説(連作短編)なので、ミステリィ書評ではなく読み物としての感想を述べるとすれば、とにかく不思議な世界観。
なんとも気持ちの悪い感じ。 好みの問題なのだろうけれど・・・。 |
No.17 | 6点 | びっくり館の殺人- 綾辻行人 | 2008/01/05 00:05 |
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放課後の図書館でこの本を見つけた児童はその後、間違いなく綾辻ファンに・・・
ただ、氏の薀蓄だらだらの作品が好きなファンからすれば、大人が読むにはもう少し・・・と、いうのが個人的な感想。 |
No.16 | 7点 | 暗黒館の殺人- 綾辻行人 | 2007/11/22 11:22 |
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長かった・・・(汗)
ちょうど体調が悪い時期に読んでいたせいもあって、なかなか読み終えることが出来ず数日間にわたってやっとラストを迎えた。読み始めて3日目位の夜、夢の中に暗黒館の登場人物達が現れて勝手にストーリーをすすめていったのには正直参った。目覚めた時に、どこまで読み終えていたのか、どこまでが作品の内容でどこまでが夢だったのか一瞬悩んだ覚えがある。本人に自覚はないのだが夢にまで現れたということは、裏を返せば、思っていた以上に作品に飲み込まれたいたのだろうか。 悲しかったのは、鹿谷さんの出番が少なかったこと(泣) |
No.15 | 5点 | フリークス- 綾辻行人 | 2007/11/08 21:29 |
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「緩いアソビ」の部分が多い綾辻作品が好きなので、この長さの作品では物足りないと感じる。また色々な意味での「怖さ」があるが、このテの「怖さ」は個人的にはあまり好みでなかったので印象が薄い。 |
No.14 | 8点 | 水車館の殺人- 綾辻行人 | 2007/10/24 10:56 |
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解りやすい仕掛けと謎解きではあるけれど、この作者にかかると面白く仕上がる。個人的にこの作者が好きなので、採点は甘めかな。 |
No.13 | 8点 | 霧越邸殺人事件- 綾辻行人 | 2007/10/19 15:53 |
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犯人が途中で解ってしまっても、薀蓄の口語文がダラダラと長くても、苦なく楽しんで読み進められたのでこの点数。
「館」シリーズではないけれど、不思議な「家」と登場人物に魅力を感じた。 |
No.12 | 5点 | 最後の記憶- 綾辻行人 | 2007/10/04 22:11 |
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「最後の記憶」というタイトルの割りに、読み手の記憶にはあまり残らないのが残念。
主役の男性が怖がる様に共感が出来ず苦心したが、文章の作り方は個人的に好きなので読みやすかった。 ホラー、の括りに入るのだろうか…?という疑問が残る。 |
No.11 | 4点 | 殺人鬼2- 綾辻行人 | 2007/09/30 13:04 |
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スプラッタは苦手なので、はじめから読まなければいいと解っているのだが、読んでしまう(汗)
あれだけのダメージを受けていたにもかかわらず死体が発見されないとなると、次回作があるということでしょうか。そして、おそらく気分を害しながらも次回作も読んでしまうのでしょう(笑) |
No.10 | 5点 | 鳴風荘事件- 綾辻行人 | 2007/09/30 10:54 |
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シリーズ1作目に比べるとインパクトに欠けるが、それなりに読めるのはやはり綾辻作品だからなのか。
今回はカナウくんの出番が少なかったことが、ただただ残念(笑) |
No.9 | 4点 | 殺人鬼- 綾辻行人 | 2007/09/30 10:44 |
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2人生き残る…誰と誰が?
あれ? この子は違うのか…とすると、あと1人は誰? なるほど、この2人だったのか。 ミステリはこの程度。中身は殆どスプラッタ(汗) |
No.8 | 7点 | 殺人方程式- 綾辻行人 | 2007/09/27 10:34 |
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トリック云々でもなく、事件性云々でもなく、登場人物(主役)に魅力を感じたのでこの点数。どんな作品でも、登場人物が気に入ると作品自体が面白く感じられる。 |
No.7 | 6点 | 暗闇の囁き- 綾辻行人 | 2007/09/09 17:52 |
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数時間でサクサク読める作品。「あっちゃん」の存在は途中でよめてしまったが、最後まで楽しんで読み終えることが出来た。美しいハーフの母親とクォーターの美少年兄弟という設定がストーリーを華やかにしており、おどろおどろ感があまりない。 |
No.6 | 5点 | 緋色の囁き- 綾辻行人 | 2007/09/09 17:42 |
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次から次へと容赦なく殺人事件が起こり、飽きさせないのは見事。ただ、館シリーズに比べると、ストーリーも謎も少々一捻り欠けており、なんだか火サスっぽいような気が・・・。 |
No.5 | 8点 | 時計館の殺人- 綾辻行人 | 2007/08/30 20:25 |
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館シリーズの中でも特に面白い。推理作家協会賞を受賞した作品だけのことはあるので、是非読んでおきたい作品。
この作者の作品は正統派な作品が多いので、とても読みやすく好感が持てる。 |
No.4 | 5点 | 黒猫館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/29 00:59 |
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トリックは緩め。
記憶喪失者本人の覚醒よりも、読み手の方が先に記憶を当ててしまうえるくらい。 それでも楽しめたのが不思議。 綾辻ワールドの成せる技か。 |
No.3 | 7点 | 迷路館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/15 18:24 |
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館の造りが見事。隠し通路については、設計者が設計者なだけに「どこかにあるのだろう」という思いを、最初から読み手にきちんと伝えている。その隠し通路がどこにあり、どこに繋がっているのか考える楽しみ=犯人は誰なのか?に繋がる。 |
No.2 | 5点 | 人形館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/15 18:12 |
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人物設定や館自体にあまり魅力を感じることが出来なかったが、館に関しては結果的に「館シリーズ」ではなかったため仕方がなかったのか。謎解きに関しては、読み進んでいくうちに気付いてしまう(割と解りやすいオチ)。それでもラスト、島田が登場した時には作者の思惑通り一瞬見事に、はめられた感も味わえた。 |
No.1 | 10点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/07 20:40 |
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「本来、推理小説というものはこうあるべき」といえる、非常に解りやすく、しかも面白い作品。奇をてらうことなく、真っ向から読者に投げかけている。好感が持てた。 |