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のりさん
平均点: 5.30点 書評数: 44件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.5 8点 - 麻耶雄嵩 2002/04/18 23:10
比較的直球勝負な展開は本来の持ち味とは少し違うのかもしれませんが、テンポが良くて読みやすいし、独特の重々しい空気感にも冒頭から引き込まれました。特に、鬼子のトリック(誰かの作品でも使われていましたが)は閉鎖的でモノトーン調の世界にうまくハマっていたと思います。力作。

No.4 3点 あいにくの雨で- 麻耶雄嵩 2002/04/16 22:52
設定を「政界」じゃなくて、「生徒会」としてるところが独創的とも言えるけど、描き方が中途半端。もっとブっ飛んでても良かったのでは?
あと、こういう普通の結末にするなら、もっとドロドロした「人間」を中盤までに描くべきだと思うし…。でも、そういうのはこの作家に誰も求めてないんだよね、きっと。

No.3 7点 - 麻耶雄嵩 2002/03/13 01:14
あんまり期待しないで読んだ所為か、結構楽しめました。
(続編として捉えるなら)前作との相違点が最後まで全く言及されないし、矛盾だらけなのですが、個人的にこういう訳わかんない円環構造みたいなパターン結構好きなので、個人的には「あり」です。
あえて、既存の手法とは距離を置こうとしてるのがなんとなく好感。みんな同じじゃつまんないし。
 作品自体とは関係ないのですが、巻末の「解説」には全く納得いかない。
自分の作品でもないのに、何でこんなに必死になってバカみたいな「言い訳」してるんだろう?かなり不快。

No.2 7点 夏と冬の奏鳴曲- 麻耶雄嵩 2002/03/08 02:25
D・リンチ作品のように(あっちのほうがすごいけど)不条理感を残すラストが印象的でした。作品としても、前作よりも全然読みやすかったのですが、秋葉原系のキモイ名前付けるのはやめて欲しい、シラけるから。

No.1 6点 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件- 麻耶雄嵩 2002/03/04 00:25
荒削りな印象はやはり否めませんが、ラストのどんでん返しはなんかスゴイと思います。強引なのもここまでくれば気持ちよいです。これくらいやらないと、もう誰も驚かないっていうことなんでしょうね。

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のりさん
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採点傾向
平均点: 5.30点   採点数: 44件
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