皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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バファックスさん |
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平均点: 6.07点 | 書評数: 60件 |
No.7 | 8点 | 有限と微小のパン- 森博嗣 | 2004/07/03 04:08 |
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てっきり、犀川が殺すか殺されるかというヒーローものっぽいラストを創造してたんですが、愛欲ものとして、終わりましたね。 森博嗣の作品では、あることを知りたいと願う人間が、それを知っていそうな人間に対して欲望を抱くという構図が頻出します。もえ→犀川→四季。どっかの哲学者とかがいってそうな構図なんですが、これは、非シリーズものにもよく出てきます。つまり、犀川シリーズ全体でやったことを非シリーズものでは一作でやっとるわけだ。 犀川と四季には別の構造もあって、こっちのほうは、最近、非シリーズものでやってるね。 |
No.6 | 5点 | 奥様はネットワーカ- 森博嗣 | 2004/07/03 03:10 |
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時々やってる森博嗣「知識&欲望」小説の一種。で、そっから、逆算すると謎が解ける。 最後に遊んでいるように感じるのは、読みが甘いのかなぁ。 |
No.5 | 6点 | そして二人だけになった- 森博嗣 | 2004/07/03 03:05 |
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オチがついているんだから、書いたらいいのに。 |
No.4 | 5点 | 笑わない数学者- 森博嗣 | 2004/07/03 03:03 |
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巷間言われる謎が何なのか、さっぱり判りません。ミステリーの範疇に含まれた以内のですかね。老人の繰り言のようなもんでしょうか。わからりません。 |
No.3 | 5点 | 封印再度- 森博嗣 | 2004/07/03 01:37 |
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文章は森博嗣の脱皮期。かといって、らしくなくはない。ものすごく、らしい。 でも、ストーリー&ミステリー的には森のなかではイレギュラーな感じがした。 |
No.2 | 6点 | 今はもうない- 森博嗣 | 2004/07/03 01:33 |
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思えば、遠くへ来たもんだ。このころから森博嗣は森博嗣として、真の森博嗣へとなっていったんだな。 |
No.1 | 8点 | 女王の百年密室- 森博嗣 | 2004/07/03 00:54 |
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初期の作品を読んだときのような、おもしれえっていう気持ちはないんですが、(そして、点も高くなりにくいんですが、)森博嗣から一冊選ぶなら、これ。 「知る」ことと欲望の対象の関係性を見事に描いていると思う。謎としては、ミステリーファンなんかにはゆるく感じられるかもしれませんがね。 |