皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
桜緋女さん |
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平均点: 5.86点 | 書評数: 7件 |
No.4 | 7点 | 姑獲鳥の夏- 京極夏彦 | 2002/03/08 01:35 |
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一回目は重すぎて嫌だったんですが、 やはり魅力的な作品ですよ。 当時の京極夏彦は、「ミステリの構造を借りてはいるが ミステリを書いているつもりはない」というようなこと 言っているんで、トリックのアンフェアさは無視していいと思ってます。 |
No.3 | 5点 | 絡新婦の理- 京極夏彦 | 2002/03/08 01:27 |
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ミステリとしては不可。 あんだけ「犯人は決して自分の手は汚さない」とかいっといて、犯人との対決シーンでは言ってる事違うぞ。 京極節を楽しみたいなら良いと思いますよ。 |
No.2 | 6点 | 百鬼夜行 陰- 京極夏彦 | 2002/03/08 01:21 |
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「ひまむし」が好きです。性格悲劇ですよね、一種。 ともすれば荒唐無稽で如何にもなカット・アウトに走りがちになる長編より、上手い下手でいったらこういう短編の方が上手いと思います。 |
No.1 | 8点 | どすこい(仮)- 京極夏彦 | 2002/03/08 01:16 |
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ははは。皆評価低いですね。私はこれで京極夏彦という作家自体のファンになりました。作品はもともとファンでしたが。 うーん。パロ元の作家に対するコメントが良いです。 「すべてがデブになる」の書き出しも良い。 京極夏彦というのは、コナン・ドイルやモーリス・ルブランのように、特定のキャラクターの生みの親としか認識されない苦しみを避ける方法を良く知っているんじゃあないですかね。そう言う意味では話は無意味でも京極夏彦にとって無意味な作品では決してないですよ。 |