皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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ごんべさん |
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平均点: 6.73点 | 書評数: 49件 |
No.6 | 7点 | 修羅の終わり- 貫井徳郎 | 2003/11/05 23:26 |
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私は基本的に貫井徳郎が好きなので甘くつけているのかな。 他の採点者の方が言うほど悪い作品とも悪い文章とも思わないのですよ。 最近の書店のミステリコーナーの平積みでは「早すぎた作品」などの煽り文句の書かれたバナー等に彩られている作品なんだから、決して悪い作品ではないでしょ。 ただ、三人の登場人物(公安刑事の久我、悪徳刑事の鷲尾、記憶喪失の僕=真木)を軸として展開する。文庫本の巻末解説には「三つの時間軸に対して本格ミステリたる由縁」が説明されているが確かに今ひとつ判然とはしなかった。 ただ常々著者がいっている『ミステリの定義』からすると確かに『謎』の解明が描かれているから『ミステリ』なのである。 |
No.5 | 8点 | 被害者は誰?- 貫井徳郎 | 2003/09/24 12:35 |
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貫井徳郎氏の作品群の中では珍しく軽めの作品でした。
トリックとか、ミステリ性とか、そんな難しい事は何も考えないで読めましたね。 全部で四篇の短編でしたが、それぞれの味付けが読み手を十分に楽しませてくれましたね。 |
No.4 | 7点 | 妖奇切断譜- 貫井徳郎 | 2003/07/02 18:08 |
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早く続編を… こう云うパラレル時代設定モノにしなくても良かったのではないかい?って思うのは私だけ? |
No.3 | 8点 | 鬼流殺生祭- 貫井徳郎 | 2003/07/02 18:06 |
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最初のこの作品を読んだ時、今までの貫井徳郎とは違った感じが… まるで京極夏彦のような舞台設定(厳密には全く違うのですが…)、少しおどろおどろしい内容。 でも面白かったと思います。 |
No.2 | 7点 | 天使の屍- 貫井徳郎 | 2003/07/02 18:04 |
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どこかで読んだことがあるのだが、貫井徳郎は「親と子(肉親)の情愛」を主たるテーマとしているとか。 この作品は正にその最たるモノではないでしょうか。生きているときには子の内面を理解することがで来ていなかった親の哀しみがよく出ていると思う。 |
No.1 | 9点 | 慟哭- 貫井徳郎 | 2003/07/02 13:31 |
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結構厳しい意見もあるみたいですが、途中でトリックを見破ったとしても、新人でここまでぐいぐいと読ませてくれた事に感激。 最後まで一気に読めた事が、私の採点の理由の全てです。 |