皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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ねここねこ男爵さん |
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| 平均点: 6.44点 | 書評数: 138件 |
| No.4 | 6点 | フランス白粉の秘密- エラリイ・クイーン | 2018/05/05 20:48 |
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| 必要条件を重ねに重ねて共通部分をとるタイプなので、ロジカルではあるがアクロバティックではない。
死体発見が劇的でワクワクするが、どうしても尻すぼみな感がある。この設定いるか?ってのも散見 国名シリーズでは平凡な方ではなかろうか |
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| No.3 | 7点 | 青の殺人- エラリイ・クイーン | 2018/02/02 17:37 |
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| エラリー・クイーン名義ではありますがゴーストライターを起用していた時代の作品。どちらかと言うと本格色の強いハードボイルドもの、という感じ。
謎の映画監督を探すプロデューサーが殺されて…ですが、慣れた人なら映画監督の正体はすぐに見当がついてしまいます。なので殺人犯は誰か?が謎の中心になりますが、重厚さや意外性には欠けるものの丁寧な伏線の張り方、手がかりの置き方、ロジカルな推理など破綻無くまとまっています。ちょっと分かりやすくすればテレビの推理物の元ネタとしては超優秀かと。 出来は「そこそこの一歩手前」程度なのですが、高得点にしたのは動機に結構びっくりしたのと、その伏線の張り方に感心したので。 |
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| No.2 | 7点 | 中途の家- エラリイ・クイーン | 2018/01/30 22:54 |
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| 新訳版を強く強くおすすめします。新訳版のあとがきにもありますが、旧訳は趣旨を理解していないネタバレに近い迷訳が多く、魅力を大きく損なっています。
個人的には「災厄の街」よりこちらの方が上。必要十分条件でなく、必要条件を重ねに重ねた上十分性の検証は推理によってではなく実証にて行われるという点で違和感を感じる人は多いでしょうが、これはこれで。 以下ネタバレ。 特に説明無く単独犯ということになっているがこれはどうなのか。加えて被害者の一言がミスリードにすぎる。衝撃成分の確保のため仕方ないのかもしれないが…。贈り物の描写が見え透いているのでそれを汲んでくれということなのだろうが、「主犯男実行犯女、男の影響で女もアレを嗜む」でも矛盾しないのではと思う。 |
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| No.1 | 8点 | エジプト十字架の秘密- エラリイ・クイーン | 2017/10/20 22:40 |
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| 舞台をあちこちに移動させる意味がないような気がする。最後のチェイスを書きたかったのかな?それにしてはうまく行っている気がしないが…
犯人特定のロジックは恐ろしくなるほど素晴らしい。故にあちこちでパクられにパクられまくっている。読んで損なしだが、やはりクイーンはある程度クローズドな舞台でこそ本領を発揮するのだと思う。 |
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