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TON2さん
平均点: 5.65点 書評数: 330件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.8 7点 狼花 新宿鮫IX- 大沢在昌 2012/12/28 18:46
光文社
 鮫島の宿敵ともいえるロベルト村上こと仙田と鮫島の同期のキャリア香田警視正が登場します。
 鮫島はアウトローですが、普通アウトローは性格や行動の特異性ゆえに組織からはじき出されるのですが、彼は正常すぎるぐらいの警官意識の持ち主ゆえに危険視され異端視されています。
 新宿鮫という作品は、新宿というなんでも欲望を飲み込んでしまう街を舞台に、警察内部の腐敗などを取り上げていますが、作品が重なるにつれ、内容が定型化し、当初感じた鮫島の破天荒なパワーが感じられなくなってきたように思います。

No.7 6点 風化水脈 新宿鮫VIII- 大沢在昌 2012/11/25 16:33
毎日新聞社
新宿鮫シリーズ7作目。
このシリーズは、新宿というまちが欲望と暴力にまみれているエネルギッシュなまちとして描かれていましたが、この作品では新宿署管内の地理の説明や江戸時代からの成り立ちの説明から入っていて、ずいぶんとおとなしくなったと感じました。
主人公の鮫島警部や暴力団員真壁の行動もストイックで分別が出てきています。
この作品では、享楽や金を求めて人が群がるまち新宿が舞台でなくてもいいのではないかと思いました。

No.6 6点 灰夜 新宿鮫VII- 大沢在昌 2012/11/05 21:40
鹿児島が舞台で、登場人物も鮫島一人。北朝鮮からの麻薬密輸とその見返りとしてのミサイル部品にも使える工業製品の輸出。暴力団がからみ、公安にも追われ、鮫島一人の活躍が始まる。
自分の信念に生きるタフな鮫島が輝いて見えます。

No.5 6点 氷舞 新宿鮫VI- 大沢在昌 2012/11/05 21:10
公安がらみの事件です。
この作品で、警察の中でも公安というのは極めて特殊なセクションだということを知りました。

No.4 6点 無間人形 新宿鮫IV- 大沢在昌 2012/11/05 20:56
アイスキャンディーと呼ばれる新型覚せい剤をめぐる話で、地方の財閥がからみます。

No.3 6点 毒猿 新宿鮫II- 大沢在昌 2012/11/05 20:55
吉川英治文学新人賞。日本推理作家協会賞受賞作。
台湾から潜入した殺し屋との対決です。

No.2 6点 炎蛹 新宿鮫V- 大沢在昌 2012/11/05 20:41
外国人の娼婦殺しに端を発して、チャイナマフィとイランマフィアの抗争が始まります。
読んでからもう10年も経過しますが、いまだに架空の稲の害虫「炎蛹=フラメウスブーパ」というのは覚えています。

No.1 7点 新宿鮫- 大沢在昌 2012/11/05 20:29
組織の階段からはずされたキャリア警部・鮫島を主人公としたリアルな警察小説です。新宿のまちのにおいが伝わってくるようです。

TON2さん
ひとこと
純粋なパズルよりも、雰囲気のある作品が好きです。
雰囲気を味わうために、短編よりも長編が好みです。
好きな作家
横溝正史、京極夏彦、島田荘司、三津田信三、高村薫、クリスティー
採点傾向
平均点: 5.65点   採点数: 330件
採点の多い作家(TOP10)
島田荘司(25)
高田崇史(22)
京極夏彦(17)
鯨統一郎(11)
宮部みゆき(11)
内田康夫(11)
エラリイ・クイーン(10)
森博嗣(9)
大沢在昌(8)
二階堂黎人(8)