皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
まさむねさん |
|
---|---|
平均点: 5.87点 | 書評数: 1226件 |
No.4 | 9点 | マジックミラー- 有栖川有栖 | 2011/05/15 11:09 |
---|---|---|---|
アリバイと正面から向き合った力作。そして,何とも「美しい」作品。(別に文学的だとかいう意味ではないですよ。)
作品の中でなされる「アリバイ講義」も良かった。 この作品を,単なる「時刻表トリック」モノと捉えてはいけないでしょうね。入念なトリックの組み合わせ,繊細な伏線配置など,堪能させていただきました。 ラスト(最初?)にも唸りましたねぇ。私の好みのど真ん中なので,プラス1点です。 |
No.3 | 9点 | 孤島パズル- 有栖川有栖 | 2011/03/09 22:42 |
---|---|---|---|
ピースを理論的に当てはめていくような解明は楽しかった。解明の取っ掛かりもいくつかの小さなピースから。なるほど,まさに「孤島パズル」ですね。
実際に驚くべきトリックはなかったですが,読者挑戦モノとしては,それがむしろ魅力的でもありました。奇抜な発想をせずとも,示された鍵のみで十分に犯人特定が可能という意味で。 個人的には宝探しの過程も良かったです。なるほど,確かに「進化するパズル」。美しい。 (以下 ネタバレあり) で,減点したのは,ボート使わなくても短時間で行けるくらいの距離だったのね…ボートでも自力でも同じくらいの所要時間での移動が可能だったのね…ってことを,少なくとも私は解決編まで認識できなかったから。いや,これは当方の認識不足も相当にあるのですが,もう少し伏線が欲しかったかなぁ…と。(ちょっと悔し紛れ) |
No.2 | 3点 | まほろ市の殺人 冬- 有栖川有栖 | 2010/12/18 09:06 |
---|---|---|---|
皆さんの評価が低いことはこのサイトで知っていたのですが,順に読み進めてきた「まほろ市シリーズ」で「冬」のみを未読とする訳にもいかず,思い切って読んでみました。
確かに,オチは如何なものでしょうかね。ちょっと痛い。「痛快」って意味じゃないですよ。 でも,このサイトの評価の低さと題名から,個人的には,さらなる「グズオチ」を想像していたので,思ったよりダメージは少なかった(笑)。 評価の低さは,臣さんのおっしゃるとおり,有栖川氏への期待の大きさの裏返しのような気もします。 で,この「まほろ市シリーズ」の全体評価。 読む価値アリなのは「夏」。 時間に余裕があれば読んでみてもよいのが「秋」。 その他の季節は…うーん…(以下略) |
No.1 | 5点 | 絶叫城殺人事件- 有栖川有栖 | 2010/04/29 09:16 |
---|---|---|---|
6つの短編集。すべての短編名が,「『建物名』殺人事件」で統一されています。
ちなみに,建物名が付されているからといって,「密室モノ」に特化しているわけではありません。 一番よかったのは,表題にもなっている「絶叫城殺人事件」。 トリック云々でなく,雰囲気としては「黒鳥亭殺人事件」も好きですね。 その他の短編は…標準レベルでしょうか。 |