海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

江守森江さん
平均点: 5.00点 書評数: 1256件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.176 2点 左90度に黒の三角- 矢野龍王 2009/05/24 05:36
前作で得た期待感が急速に萎んだ。
読後感の悪さも相変わらずで残念。
救いのないサバイバル・サスペンスは好きになれない。

No.175 6点 箱の中の天国と地獄- 矢野龍王 2009/05/24 05:34
これは漫画のカイジの領域に近づいた。
サバイバルゲームとしての展開が素晴らしい。
前の2作をパスしてこれだけ読めばいい。

No.174 3点 時限絶命マンション- 矢野龍王 2009/05/24 05:32
またもサバイバルミステリーだが結末が好きになれないので残念。

No.173 4点 極限推理コロシアム- 矢野龍王 2009/05/24 05:31
作品発表時に読み、この手のサバイバルミステリーならミステリー色は薄いが漫画の「カイジ」の方が遥か彼方を行っていると感じた。

No.172 7点 パーフェクト・プラン- 柳原慧 2009/05/24 05:23
誘拐物が転じてアクション・サスペンスに変化する。
スピーディーなストーリー展開で一気に読み切れた。
チームバチスタと並ぶ「このミス大賞」受賞作の双璧。

No.171 7点 偽りのスラッガー- 水原秀策 2009/05/24 05:17
またもプロ野球が題材だが、今回は打者が主役。
ハードボイルド部分よりも、サラッと再登場する一作目の主人公(投手)と打者達の対戦シーンが素晴らしい。
謎解き自体はありふれている。

No.170 7点 メディアスターは最後に笑う- 水原秀策 2009/05/24 05:09
一芸に秀でたプロを主人公にハードボイルドを書くのが作者の特徴。
今回はピアニスト。
途中での主人公に対するイライラ感は今までの作品で一番。
つまり作者の術中にまんまとハマってしまいストーリーに引き込まれた。
この作者の作品は後を引く。

No.169 4点 時計を忘れて森へいこう- 光原百合 2009/05/24 05:03
これってミステリーなの?
確かにミステリーしてる部分はあるが。
サラッと読めてしまう自分にビックリした作品。

No.168 7点 黒と白の殺意- 水原秀策 2009/05/24 04:30
二作目は囲碁が題材のハードボイルド。
先日亡くなった実在の名棋士をモデルに勝負師の生き様がヒシヒシと伝わる。
ハードボイルド部分はオマケだが、それで充分満足の作品。

No.167 7点 サウスポー・キラー- 水原秀策 2009/05/24 04:25
プロ野球が題材のハードボイルド。
途中は主人公にイライラさせられるが、それがこの作者の狙いなのだと読後に気付く。
実在の球団をモデルにしてるので野球ファンはニヤリとできる。

No.166 4点 白菊- 藤岡真 2009/05/24 04:16
なんとなく手にして、なんとなく読んで終わった。
最後に明かされる探偵役の秘密が見え見え過ぎて呆れた。
次に手が出ない現状を考えると、この作者の他作品に素晴らしい物があったら損してるかも。
読むなら他作品から読むべき。

No.165 8点 だれもがポオを愛していた- 平石貴樹 2009/05/24 04:10
前作と違いタイトルの雰囲気を纏った傑作。
これも清張の社会派に抑え込まれた本格ミステリ不遇時代に書かれた読者挑戦物でロジカルなフーダニット。
時代の流れに埋もれてしまうのは勿体無い作品。
未読で入手可能なら是非ともお薦めしたい。

No.164 7点 笑ってジグソー、殺してパズル- 平石貴樹 2009/05/24 04:07
作品のタイトルの如く人間が描けていない事はご愛嬌と笑い飛ばせる。
本格ミステリ不遇時代に読者挑戦物でガチガチの本格を書いたスピリットに乾杯。
解決編の長さも多目にみて欲しい。
でも、一部マニアにだけでも認められて良かった。

No.163 6点 密室の鍵貸します- 東川篤哉 2009/05/24 04:01
実質のデビュー作。
カッパワン発表時に即購入。
私の好みにピッタリで次作以降が楽しみだった。
作品レベルには納得してるが寡作なのが残念。

No.162 6点 密室に向かって撃て!- 東川篤哉 2009/05/24 03:55
シリーズにセミレギュラー(この作品の時点では判明しない)が加わり先々の楽しみが増した。
前作の重要人物が殺されたりシリーズ物として書き続ける意欲が見える。
本格度はさほどでもない。

No.161 6点 完全犯罪に猫は何匹必要か?- 東川篤哉 2009/05/24 03:50
猫好きが期待するほど猫小説ではない。
でも、トリックや動機等で随所に猫が絡む。
ノベルスの表紙は猫嫌いならアレルギー物。

No.160 6点 学ばない探偵たちの学園- 東川篤哉 2009/05/24 03:43
きっちり本格を書いてるのに・・・
ちりばめたギャグのせいで読者を逃している。
でも、ギャグが減ったら寂しい読者もここに居る。
学生達は名探偵もどきで毎回別に名探偵がいるシリーズ設定は戸松ジュヴナイル「名探偵は・・・に謎を解く」シリーズから拝借した感がある。
又、スピンオフ短編に‘霧ヶ峰涼’シリーズがある。

No.159 7点 館島- 東川篤哉 2009/05/24 03:40
私が同世代だからギャグも問題なし!
館物好きな皆さん食わず嫌いはよしましょう。
察する人には館図で察せる弱点があり、館図無しだと不親切になるジレンマがある。

No.158 6点 殺意は必ず三度ある- 東川篤哉 2009/05/24 03:37
主人公達は猿回しの猿で事件を解決するのは別人。
同世代にしか通用しないギャグを学生物で連発する作者に拍手。
ミステリとしても本格してる。

No.157 6点 退出ゲーム- 初野晴 2009/05/24 03:32
ラノベミステリーで読者が自力で解決にたどり着けそうにはない。
でも、表題作の「退出ゲーム」の展開は評判通りに面白い。
キャラや部活の部分は主人公達が卒業まで続くであろう次作以降に期待。

キーワードから探す
江守森江さん
ひとこと

※「読書(ミステリ)は趣味で娯楽」「相容れない主張(嗜好)は、どこまでも平行線」を標榜している。
※多くの作品に接する努力として、映像化作品で済ます等々、ファジーな方法を常に模索している(本質的...
好きな作家
高木彬光、天藤真、平石貴樹、古野まほろ (ミステリーに限定しなければ一番は梶山季之...
採点傾向
平均点: 5.00点   採点数: 1256件
採点の多い作家(TOP10)
雑誌、年間ベスト、定期刊行物(52)
高木彬光(32)
アガサ・クリスティー(30)
梶山季之(30)
東野圭吾(28)
事典・ガイド(26)
リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク(23)
芦辺拓(21)
アンソロジー(出版社編)(21)
評論・エッセイ(18)