皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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nukkamさん |
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| 平均点: 5.43点 | 書評数: 2972件 |
| No.5 | 6点 | 影をみせた女- E・S・ガードナー | 2014/08/26 18:03 |
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| (ネタバレなしです) ペリー・メイスンシリーズは法廷論争が見所の一つですが(但し中には法廷場面のない作品もあります)、特に1960年発表のシリーズ第63作である本書ではメイスンの法廷テクニックが冴えわたり、いつのまにか検事側ががんじがらめ状態になってしまうのが印象的でした。そのテクニックは法律知識に裏づけされたものですが、読者に全く難しさを感じさせない語り口が見事です。犯人当ての謎解きが脇に追いやられてしまった感もありますけれど、本書の法廷論争はこの作者にしか書けないと思いました。 | |||
| No.4 | 7点 | 日光浴者の日記- E・S・ガードナー | 2014/02/16 10:09 |
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| (ネタバレなしです) 1955年発表のペリイ・メイスンシリーズ第47作の本格派推理小説です。メイスンは証拠隠滅や犯人隠匿と疑われても仕方ないような行動をとってはらはらさせることがありますけど、今回はそれを目撃されてしまいもう絶体絶命...、と思わせてのそこからの逆転劇が凄いです。それは巧妙なミスディレクションあっての賜物で、数あるシリーズ逆転劇の中でも鮮やかな印象を与えます。 | |||
| No.3 | 7点 | もの憂げな恋人- E・S・ガードナー | 2012/09/12 16:41 |
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| (ネタバレなしです) 1947年発表のペリイ・メイスンシリーズ第30作でなかなかの会心作の本格派推理小説だと思います(私の読んだハヤカワポケットブック版では1954年と誤記されてましたけど)。前半はなかなかつかまらない関係者の追跡がスリリングに描かれ、ようやく会えたと思ったらこれがとんでもない曲者という始末。ここで見せ場を築いたのが「ころがるダイス」(1939年)でも活躍していた受付係のガーティで、第12章のユーモラスな展開は思わず笑ってしまいました。さらに後半では現場見取り図を駆使しての緻密な謎解きまで堪能できて至れり尽くせりです。 | |||
| No.2 | 6点 | 死のスカーフ- E・S・ガードナー | 2010/02/15 16:35 |
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| (ネタバレなしです) 1959年発表のペリイ・メイスンシリーズ第59作でサスペンスと謎解きのバランスがとれた佳作です。謎解き伏線が現代ではちょっとなじみにくい手掛かりに立脚しているのが時代性を感じさせますが、法廷外裁判の駆け引きの面白さは今も色褪せていません。 | |||
| No.1 | 7点 | 傾いたローソク- E・S・ガードナー | 2009/01/26 11:35 |
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| (ネタバレなしです) 1944年発表のペリー・メイスンシリーズ第24作で本格派推理小説としてのプロットがしっかりしています。細部を丁寧に検証しているため、ややもすると退屈になり気味ですが現場見取り図を使って謎のポイントをわかりやすくしたのがいい工夫です。ちょっとした着眼点の違いでどんでん返しを演出しているのが非常に巧妙で、私も検事と一緒に「しまった」と内心で舌を巻きました。なお本書の最後はシリーズ次作の「殴られたブロンド」(1944年)へとつながる締め括りとなっています。 | |||