皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
深夜さん |
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平均点: 6.69点 | 書評数: 122件 |
No.14 | 7点 | 松浦純菜の静かな世界- 浦賀和宏 | 2008/05/29 19:51 |
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多方面の謎が一気に繋がるといった趣向のミステリ。ネガティブな方向の青春要素を除けば、結構正統派な作品です。描写がコロコロ変わり過ぎて、登場人物の描写があっさりしていたのが残念。 |
No.13 | 7点 | 彼女は存在しない- 浦賀和宏 | 2008/04/13 02:51 |
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この手のテーマは苦手ですが、一気に読ませます。
如何にも何かありそうな構成で、警戒しながら読んでいましたが、ラストで「!?」って感じになりました。ラストでやられた人は読み返したくなるだろう作品。 |
No.12 | 7点 | ファントムの夜明け- 浦賀和宏 | 2008/04/05 21:19 |
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超能力もので、ミステリーとしては弱い。この手の話はあまり好みではないですが、ラストはどんでん返しがあって驚愕しました。綺麗にまとまっている作品。 |
No.11 | 7点 | こわれもの- 浦賀和宏 | 2008/04/04 20:22 |
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これだけ無駄な登場人物がいない作品を作れるのはすごいなと思う。真相に関してはそう考えた方が自然だったのにミスリードさせられた。人気キャラを殺したからってこんなに恨まれるものなのかね? |
No.10 | 8点 | 透明人間- 浦賀和宏 | 2008/03/24 01:42 |
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外伝的な感じで、シリーズ的には進展なし。失礼ですがこのシリーズ、どの方向に行きたいのかわからなくなってきた。
冒頭の「もしこの物語の主人公と同じ体験をしたらあなたも同じことを考えるだろうか」という言葉が最後に突き刺さります。安藤の話を信じるか、里美の話を信じるか。2種類の解釈ができる。後者なら良い話なんだけど・・・。 多少冗長なのが気にかかったので1点減点。 |
No.9 | 7点 | 学園祭の悪魔- 浦賀和宏 | 2008/03/21 16:52 |
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とうとうぶっ壊れましたね。安藤・・・。前半は普通なのに・・・。主人公かわいそ過ぎる。
確かに皆さんの言うとおり、単体で評価したら、1点でしょう。 しかしシリーズモノをここまで壊したのは、ある意味すごい。古今東西このパターンのミステリは無いのではないだろうか? とは言え、この本に限っては、前の安藤シリーズを読んでから読みましょう。 |
No.8 | 5点 | 記号を喰う魔女- 浦賀和宏 | 2008/03/20 16:51 |
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すごい作品だと思う。「子供は、親の食べ物じゃないよッ」で始まる物語ですから。ここまでやるか。
ミステリーとしてはSF的要素もないですから、ありでしょう。単体でも読める作品だと思う。ただ、カニバリズム論は読んでて疲れたし、個人的にあまり好みではない。 |
No.7 | 6点 | 地球平面委員会- 浦賀和宏 | 2008/03/19 13:22 |
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読み終った時、「なんじゃこりゃ」と声に出してしまった。でも個人的にはありです。ラストは意外と爽やか。難点を言えば、浦賀さん「らしさ」があまり感じられないと言ったところか。 |
No.6 | 5点 | とらわれびと- 浦賀和宏 | 2008/03/14 16:42 |
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前半はちゃんとした面白いミステリーなんだけど、後半になると狂ってる。
もはやトリックとかはどうでもよくなってきました。一応ちゃんとした結論は付いていますが、1週間で内容忘れてしまいそうなごちゃごちゃ感がある。でも面白いんだよな。このサイトではそういう意味で5点。 |
No.5 | 8点 | 頭蓋骨の中の楽園- 浦賀和宏 | 2008/03/12 13:38 |
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前半はキャラ、雰囲気、構成、提示される謎など、青春小説としてもミステリーとしてもかなり面白かったのだが、解決のところで肩すかしを食らったというのが正直なところ。いかにもこの作者らしい・・・ |
No.4 | 7点 | 時の鳥籠- 浦賀和宏 | 2008/03/08 01:49 |
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静かに静かに流れていくストーリー。読後も静かに衝撃を受けた。まさに森さんの紹介文通り。
こんなに長くする必要があったのかな?ということは思ったが、前作を読んでいればそれも面白さに変わる。たた宮野のくだりと「夜想曲」は結局何だったんだ? |
No.3 | 7点 | 浦賀和宏殺人事件- 浦賀和宏 | 2008/03/05 23:52 |
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前半は笑わせて、後半は驚かす。すごい作家だ。 |
No.2 | 9点 | 記憶の果て- 浦賀和宏 | 2008/02/29 14:21 |
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この作品を19で書いたのは凄すぎるでしょ。10代でしか書けないことを見事に文章化したという感じだ。30代40代が書こうと思っても書ける小説ではないと思う。思春期に結局答えの出ない哲学的なことを考えていたことを思い出した。アンチ名探偵小説としても面白い。久々に夢中になって読めた。 |
No.1 | 8点 | 眠りの牢獄- 浦賀和宏 | 2008/02/02 02:32 |
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古本屋で105円で売っていたので買ってみたが、何気にすごいぞ。驚きの連続。いかにもメフィスト賞作家って感じはするけれど・・・ |