皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
こもとさん |
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平均点: 6.60点 | 書評数: 86件 |
No.4 | 4点 | 震源- 真保裕一 | 2009/11/17 12:34 |
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真保氏、大好きですが、この本の評価は微妙。 最初に大風呂敷を広げ過ぎた感があるので、まとめに入る頃には最初の方との繋がりがピンと来ず。 相変わらず、主人公となる男性はキャラ的に男前で、好みですが。 |
No.3 | 7点 | 盗聴- 真保裕一 | 2007/10/15 23:47 |
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『ホワイトアウト』を読んだ時にも感じたことなのだが、真保氏の書く文章が醸し出す臨場感は、タダモノではない。 ストーリーの山場にくると、とにかく、必死で活字を目で追っている自分がいる。 そうでなければ、「主人公が」というより、読み手である「自分自身が」、その場に立ち竦んで一歩も動けなくなってしまう錯覚に陥るからだ。 ホントに真保氏は、「読ませてくれる」作家さんだと、つくづく思う。
それにしても、この4編を読む限り、「オンナって怖い生き物だよなぁ」と思ってしまったのは、私だけだろうか?(笑) |
No.2 | 7点 | 防壁- 真保裕一 | 2007/10/15 23:46 |
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第2短編集。 1冊目よりも、こもとはこちらが、より、好み。 危険性の高い職業に就く4人の男たち。 その職務内容と、それぞれの私生活を反映させること・・・4編の共通性はそこにあったように思う。
真保作品のリアリティについてはもう、今更述べるまでもないのだろうが、活字が映像として頭に浮かんでしまう描写は、やはり感心せずにはいられないものだ。 それにしても真保氏がつけるタイトルって毎回、シンプルだけど的確。 上手いなぁ。 ディック・フランシスっぽいけど。 |
No.1 | 9点 | 奪取- 真保裕一 | 2007/10/13 12:49 |
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主人公から脇役まで、活字の上で人物が生き、そして動き回る。 偽札作りに執念を燃やす仲間たちの様子を、楽しんで読める一冊。 (いや、上下巻なので、二冊か? /笑) |