皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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殺しの四重奏 キャロル・ジョーダン&トニー・ヒル |
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ヴァル・マクダーミド | 出版月: 1999年06月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
集英社 1999年06月 |
No.1 | 4点 | 江守森江 | 2010/11/22 01:19 |
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海外ミステリードラマではクリミナル・マインド等(日本ではBOSSがパクったし来年以降続々とパクリ作品が放送予定)でブーム?なプロファイリング&サイコサスペンスの混合作品。
数ヶ月前にAXNミステリーで放送したのを録画した儘で放置していたが最近一気に視聴した。 毎度のごとく原作のおさらい予定だったが、ドラマタイトルが本作の原題なのに私が視聴した分のドラマは舞台設定・ストーリー共に原案利用した別物に近く、何作かあるシリーズ原作とドラマ・エピソードの摺り合わせを私は出来なかった(DVDでシリーズ全話観れば可能らしい) しかし、どちらもサイコ部分に力点があり一方だけに接すれば充分だと思う(シリーズ原作はどれもボリュームがあり、ドラマのDVDレンタルがマイナーながら手軽) 女流作家らしからず結構ドギツイのでサイコ耐性を要するのも読者(視聴者)を選ぶだろう。 プロファイリング系作品については、推理過程は好きだが、突如として犯人が登場する場合が多々ありカタルシスを得にくいし、逆に主要登場人物内に犯人設定するとバレバレになるジレンマを抱えていると常々思っている。 早々に犯人を明かして異常心理を分析するサイコ作品も嗜好からズレていた。 |