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ダブルイーグル殺人事件 アラン・サクソン |
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キース・マイルズ | 出版月: 1991年01月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
徳間書店 1991年01月 |
No.1 | 4点 | 江守森江 | 2010/07/20 06:20 |
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全英オープン殺人事件に次ぐゴルフ・ミステリーの第二弾。
今回は舞台をアメリカに移し、全米の難ホール・名物ホールを18集めて配列した架空のコース(ゴルフファンには夢の舞台) しかも殺人が殺人を呼ぶ展開に色模様やアクションも加わる娯楽大作(モドキ)になった。 前作同様ミステリーを楽しむよりゴルフ狂向け作品(特に特別解説)なのでゴルフに興味が無いと全く面白くないかもしれない。 さて、主人公のアラン・サクソンだが、過去の実績とはいえ(日本人男子・未制覇な)メジャー・トーナメントの覇者(それも英国人で全英オープン)なのに、何でこんなに落ちぶれた設定なのだろう?(→これがシリーズ最大の謎かもしれない) 日本と違い英国では、一流プロゴルファーとプライベートで一緒にラウンドしてもお礼(以前、ジャンボ尾崎でウン十万との噂があった)を包まないのだろうか?(日本が異常なだけなのか?) そんな事を考えながら読んだので、ミステリーと違う方向に思考がドンドンそれてしまった。 ※余談 酒は嗜む程度、女は結婚以来「嫁一筋」、読書は図書館利用、負ける博打はしない(競馬・パチンコは通算大幅プラス)ので、ゴルフは本当に金食い虫だと思える。 |