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小説 LIAR GAME |
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浜崎達也 | 出版月: 2009年11月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
集英社 2009年11月 |
No.1 | 4点 | 江守森江 | 2010/04/26 07:28 |
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ヤングジャンプ連載の漫画をアレンジしてフジテレビでドラマ放送された作品のノベライズ。
舞台設定のリアリティの無さは、この手の知的サバイバル・ゲームではスルーがお約束。 連作短編的でゲーム自体は一回戦毎に完結する。 全体的にカイジ程の緊迫感が無いゲームが続き、主人公が無傷で次に進むお約束な展開なのでスリルは全く無い。 但し、ゲーム設定その物よりも本格ミステリ的騙しと鋭い洞察力からXを見切る秋山の推理が素晴らしい「少数決」は侮れない。 ゲーム設定と騙しの部分が込み入ると、ドラマでは繰り返し観なければならないがノベライズではジックリ読めるのが有り難い。 ドラマではキャラが際立つキノコ(フクナガ)を含めてノベライズでは全体的にキャラ立ちが弱いのが惜しい。 |