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[ 本格/新本格 ]
ワイングラスは殺意に満ちて
黒崎緑 出版月: 1989年07月 平均: 5.50点 書評数: 2件

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文藝春秋
1989年07月

文藝春秋
1995年11月

No.2 5点 nukkam 2021/05/16 22:11
(ネタバレなしです) 1989年に発表された、お洒落なタイトルが印象的な本書は黒崎緑(1958年生まれ)のデビュー作である本格派推理小説です。私には縁のない高級ワインや贅を尽くした料理名が散りばめられてますが、ほとんどが名前のみの登場でどれだけ美味しいのか想像をかきたてるところまでいかない描写なのは少々残念です。警察が事件の話をしているのに容疑者がワインや料理のことしか考えずに話が噛み合わない場面があるのはユーモアのつもりかもしれませんが、どちらかと言えば話の流れを悪くしているように感じました。軽い作品のようでいて謎解きが意外と丁寧なのはいいのですけど、使われているトリックを警察(と鑑識)が見抜けていなかったのは信じがたいです。あと余談ですが舞台となるレストランの名前に「フィロキセラ」(大量発生して葡萄畑を壊滅させることもある害虫)をつけているセンスも信じがたいです(まあヨーロッパでは蠅の名前を付けている高級レストランもあるのですけど)。

No.1 6点 白い風 2008/10/15 20:03
意外な犯人でトリック的にもまあまあ面白い部類だとは思います。
ただ、個人的には出てくる個性的なキャラにちょっと好きになれなかった…。
だから作品にのめり込めなかった…。
もっとワインを味、トリックを含め全面的に使ってアピールして欲しい気もする。


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黒崎緑
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