海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ その他 ]
リヴァイアサン 終末を過ぎた獣
大塚英志 出版月: 2002年06月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点する | ジャンル投票


講談社
2002年06月

メディアワークス
2004年01月

No.1 6点 メルカトル 2026/10/15 22:33
本作を読みながら、幾度となく釈然としない思いを抱きました。それは物語がどこを目指しているのかがよく理解出来なかったせいもあった気がします。私の語彙力ではこの作品の詳細を語る事は到底不可能です。
これはフランケンシュタインの怪物、胚の中の小人、クローン人間、脳を綺麗にくり抜かれた死体、スケルトン等尋常ならざる物が立ち現れる医療ミステリ、或いはホラーの如き何か、と言う他はありません。

語り手は研修医の福山さつき。なのですが、この二十代の女性どうも情緒不安定気味で、性格に一貫性が見られません。ですのでストーリーも何となく足が地に付いていない印象を受けました。医療に関連する様々な事件が起こる訳で、刑事も登場して、それなりの解決は齎されます。しかしどこかリアリティに欠けます。個人的には第四章が好みでした。私の好きな某作家のある作品に類似する内容ですが、その真相は当然ながら全く異なるものであり、この辺りはホラーの領域となってきます。
いずれにしても我々が生きる日常とはかけ離れた、異形の物語であるのは間違いないでしょう。


キーワードから探す
大塚英志
2002年06月
リヴァイアサン 終末を過ぎた獣
平均:6.00 / 書評数:1
2000年07月
木島日記
平均:6.00 / 書評数:1
2000年03月
多重人格探偵サイコ 雨宮一彦の帰還
平均:6.00 / 書評数:1
1998年09月
多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱
平均:5.00 / 書評数:2
1998年05月
多重人格探偵サイコ 小林洋介の最後の事件
平均:5.00 / 書評数:2