皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 短編集(分類不能) ] ロコ! 思うままに |
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| 大槻ケンヂ | 出版月: 2010年02月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
![]() KADOKAWA 2010年02月 |
| No.1 | 5点 | メルカトル | 2026/09/20 22:24 |
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| 絶対的に君臨する父親によってお化け屋敷に閉じこめられている少年・ロコ。独りぼっちの彼が美しい一人の少女と出会う……ほろ苦い衝動が初めてロコを突き動かす! 泣ける表題作他を収めた充実の短編集。
Amazon内容紹介より。 オーケンらしいと言えばらしいのかな。表題作は泣けません。酩酊小説か幻想小説でしょうか。お化け屋敷のフリークス達が出て来ます。他の作品にも言える事ですが、ストーリー性が薄いと感じました。紆余曲折とか起承転結とは無縁の世界です。 ジョン・レノンに似た外国人と遭遇し、少年兵が『同期の桜』に8ビートを刻む事を発見した話。キティちゃんに似せたキテーちゃんを殺してしまう話。乱歩の少年探偵団のオマージュ。赤ちゃんサイボーグが敵と激闘を繰り広げる話等一貫性ない短編が並びますが、どれもオチが弱いです。 その中、頭一つどころか身体一つ抜けているのが『モモの愛が綿いっぱい』。これは泣けますね、隠れた名作だと断言して良いと思います。UFOキャッチャーで獲ったクマのぬいぐるみモモ次郎は何と日本語が話せるのだった・・・元ヤクザの主人公は公園でモモ次郎を抱いて会話をしていると、周りの反応は冷ややかだった、しかしこの後とんでもない展開に発展するという物語で、意外性と言いオチと言い他作品とは比べものにならない奇想を発揮した傑作です。これだけでも読む価値はありました。 |
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