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[ 警察小説 ] 県警の番人 |
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| 天祢涼 | 出版月: 2026年06月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 河出書房新社 2026年06月 |
| No.1 | 7点 | メルカトル | 2026/07/20 22:24 |
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| Q県警内の不祥事を容赦なく暴き出し、市民からの信頼を劇的に回復させた異能の監察官・鏡真人。
〈県警の番人〉の異名を持つ彼に狙われた者は、絶対に逃れられない……。 定年前のハコ番巡査部長、所轄の生活安全課捜査員、刑事課の女性警部補、県警本部監察官警視、鏡の直属部下──五人の警察官視点で浮上する、〈県警の番人〉の正体とは。 Amazon内容紹介より。 鏡真人警視正は県警の番人と呼ばれる監察官である。監察官とは警察署内の不正や不適切な言動がないかを監視し、取り締まるのが役目である。という訳で本作は、あまり耳慣れない監察官という役職にスポットを当てた異色の警察小説です。お世辞にも読み易いとは言えない文体ながら、第五話までそれぞれ違う形で反転が味わえます。伏線回収も素晴らしく、想像以上に楽しめました。 本格ミステリを中心に書いてきた作者ですが、これまでとは一味違う作品に仕上がっていると思います。正直警察小説としの出来は左程ではない気がしますが、ミステリ部分が秀でているのが強みと言えるでしょう。第四話だけはちょっとゴチャゴチャしていて、大変読み辛かったですが、最終話でそれを吹き飛ばす、スッキリ感を満喫出来ます。警察官の裏の顔や弱み、矜持、生き様が絡み合い、人間模様も抉る様に描かれていて、ある意味では問題作と言えそうです。 |
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