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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] 粘膜大戦 粘膜シリーズ |
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| 飴村行 | 出版月: 2026年01月 | 平均: 4.00点 | 書評数: 1件 |
![]() KADOKAWA 2026年01月 |
| No.1 | 4点 | kanamori | 2026/04/13 15:53 |
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| 大戦下、戦況が膠着し苦境を強いられる帝国陸軍。起死回生を図るべく軍部が画策したのは、首都が占領下にある東南アジアの小国「ナムール」の王族アロ族の王女マルテ姫を使い、民衆に一斉蜂起の号令を掛けさせることだった。
だが、マルテ姫は常に黄金の仮面を被っており、それを外すには”久遠ノ爪”という鍵が必要。密命を帯びた大尉の堀川美樹夫は、鍵の捜索を開始するが…………。 2008年に日本ホラー小説大賞を受賞した「粘膜人間」でデビュー、2作目の「粘膜蜥蜴」が評判を呼び、日本推理作家協会賞をとった作者の、「粘膜」シリーズの6作目です。 パラレル・ワールドの戦時中の帝国陸軍を中心に、顔が蜥蜴で体が人間の”爬虫人”が多数登場する、エログロ・バイオレンス・ホラーに、ナンセンス・ギャグを交錯させ、秘境冒険小説や戦争小説の要素もある、ジャンル・ミックスというより、支離滅裂な作風が特徴的です。 ただ、このシリーズを久々に読みましたが、初期の頃の圧倒的な熱量が感じられず、かなり期待外れな出来になっています。主人公を置かず、三人称多視点の群像劇風の構成はいいとしても、どのキャラクターも活きていない感がある。内地編で登場する12歳の孤児の少女キノブが面白いキャラですが、後半になるといつの間にかフェードアウトしてしまうのが不思議です。雑誌連載の関係か事情が分かりませんが、物語の進行がギクシャクしていて、短編をつなぎ合わせた様な感じを受けました。 |
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