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[ 本格/新本格 ]
在原業平殺人事件
山村美紗 西村京太郎 出版月: 1997年07月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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中央公論新社
1997年07月

中央公論新社
1999年10月

KADOKAWA
2003年01月

中央公論新社
2022年07月

No.1 6点 よん 2024/06/17 15:23
山村美紗の遺作を西村京太郎が完結させた。在原業平ゆかりの古寺へ散策に出かけた明子は、大学教員の細川と出会い、交際を始める。ところが細川の同僚が殺される事件が起き、明子は図らずも探偵のような立場になる。
学長や教授のポストを巡る競争、学説を覆すような新しい資料の発見、複雑な男女関係など興味をそそられる背景が用意されている。
業平を巡る深い知識で物語を回していくのは、山村の真骨頂。西村が考えた結末もなかなかのもの。


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山村美紗 西村京太郎
1997年07月
在原業平殺人事件
平均:6.00 / 書評数:1