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[ SF/ファンタジー ] 雨月先生は催眠術を使いたくない
奥野じゅん	出版月: 2023年03月	平均: 6.00点	書評数: 1件

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KADOKAWA 2023年03月

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No.1	6点	まだ中学生（仮）	2023/12/04 21:31
アプリ上で根も葉もない陰謀論を展開する人気配信者。彼に入れ込む友人を案じた京橋大学二年生の織辺玲は、心理学科准教授の有馬雨月に相談を持ち掛ける。 雨月は人の記憶や秘密を引き出す能力を持ち、その代償として気力や体力を消耗するのだが、相手が曖昧に覚えている事柄を正確に言わせることが出来る。 雨月は、この催眠術に似た力を利用しつつ、憎んでもいる。重い過去を抱えたひねくれ者の彼を、高校時代からの友人で刑事の不破修平と、なぜ雨月の力が通用しない天真爛漫な玲が支える。キャラクターの掛け合いが魅力的で、続編も期待できそうだ。