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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
ホック氏・紫禁城の対決
サミュエル・ホックシリーズ
加納一朗 出版月: 1987年12月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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双葉社
1987年12月

論創社
2018年04月

No.1 5点 nukkam 2020/07/27 21:28
(ネタバレなしです) 1987年発表のサミュエル・ホックシリーズ第2作です。密室の殺人と風変わりなトリックの謎解きもありますが、前作の「ホック氏の異郷の冒険」(1983年)以上に冒険スリラー要素が強い作品です。舞台が清朝の中国になりワトソン役が交代しています。長編作品ではありますが秘宝の盗難と奪還、犯人一味の反撃とホックの再反撃とクライマックスが訪れてはひと段落、また次のクライマックスとひと段落と連作短編的な展開です。ホックは前作と同様自分の素性を最後まで明かしませんが(でもヒントはべらべらしゃべってます)、さすがに因縁の宿敵まで登場させては誰のことだかは明々白々ですよね。ワトソン役の英国人よりも不思議な中国人警官の方が目立ってました。


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加納一朗
1996年01月
デスレス 奴等は死なない
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1987年12月
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