海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ パスティッシュ/パロディ/ユーモア ]
きんぴか
「きんぴか」シリーズ/改題『三人の悪党』
浅田次郎 出版月: 1996年01月 平均: 7.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


光文社
1996年01月

飛天出版
1997年11月

光文社
1999年07月

No.1 7点 2018/07/11 04:46
 伝説のヒットマンにして満十三年の刑期を務めた挙句、組に鼻紙の様に捨てられたピスケンこと阪口健太。惚れ込んだ政治家の泥を被って地位も妻子も失った、元大蔵官僚トップの広橋秀彦。PKO派遣に反対しての一世一代の自決に失敗した元最強自衛官・軍曹こと大河原勲。
 世間様から放逐されて野良犬のように彷徨っていた彼ら三人を駆り集めた退職間際のベテラン刑事、警視庁第四課最古参にしてマル暴の厄介者、マムシの権左こと向井権左ェ衛門。三人の悪党プラスワンの「世直し」の物語。

 たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。内容は一言でいえば藤山寛美いろは劇場か吉本新喜劇。
本気で怒られると困るので7点止まりにしときましたが、人によってはもう何点か付けるでしょう。分厚い本ですが全編通して笑わせつつ泣かせます。浅田次郎の最高傑作。
 同系列の作品にヤクザが旅館を経営する「プリズンホテル」シリーズがありますが、好みとしてはこちら。一応コンゲームもどきの要素もないこともないです。ギャグ一辺倒かと思って油断してたら最後にやられますしね。うかうかできません。
 まあ、読めば分かります。とにかく読んでください。本当にそれだけ。


キーワードから探す
浅田次郎
2010年09月
マンチュリアン・リポート
平均:8.00 / 書評数:1
2009年01月
草原からの使者
平均:2.00 / 書評数:1
2004年11月
霧笛荘夜話
平均:7.00 / 書評数:1
2002年09月
椿山課長の七日間
平均:2.00 / 書評数:1
2002年05月
沙高樓綺譚
平均:6.75 / 書評数:4
2001年01月
姫椿
平均:6.00 / 書評数:1
2000年08月
薔薇盗人
平均:6.00 / 書評数:1
2000年04月
壬生義士伝
平均:8.00 / 書評数:3
1999年12月
シェエラザード
平均:8.00 / 書評数:2
1997年07月
活動寫眞の女
平均:6.00 / 書評数:1
1997年01月
プリズンホテル〈4〉春
1996年04月
蒼穹の昴
平均:9.00 / 書評数:1
1996年01月
きんぴか
平均:7.00 / 書評数:1
1995年09月
プリズンホテル〈3〉冬
1994年08月
プリズンホテル〈2〉秋
1994年03月
地下鉄に乗って
平均:5.00 / 書評数:2
1993年08月
日輪の遺産
平均:8.00 / 書評数:1
1993年02月
プリズンホテル〈1〉夏