皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 殺人は死の正装 蓬田専介シリーズ 筑波孔一郎名義 |
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筑波耕一郎 | 出版月: 1976年08月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
幻影城 1976年08月 |
角川書店 1980年12月 |
KADOKAWA 2013年02月 |
No.1 | 6点 | nukkam | 2015/12/31 06:02 |
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(ネタバレなしです) 筑波耕一郎(1939年生まれ)は1976年にデビューした本格派推理小説(若干の例外もあるようです)の書き手です(ちなみに1970年代は筑波孔一郎というペンネームを使っていました)。本書はその長編第1作で作家の蓬田専介とルポライターの木島逸平のコンビシリーズ第1作でもあります。不可能犯罪トリックもありますがそちらはメインの謎ではなく、複雑な人間関係を解きほぐすことを重視しています。トリックでなくプロット勝負というのは決して悪くはありませんが本書はあまりに地味過ぎ、もう少し登場人物の個性を目立たせていれば結構読ませる作品になったのではと思います。文章自体は読みやすいです。 |