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[ 本格/新本格 ]
雪密室
法月綸太郎シリーズ
法月綸太郎 出版月: 1989年04月 平均: 5.29点 書評数: 48件

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講談社
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No.28 6点 白い風 2010/06/21 20:25
定番の密室現場ですね。
こう云う話は基本嫌いじゃない。
でも、今回の犯人もトリックもちょっとビミュウかな?
まだ2作目だから・・・評価もちょっと甘目かな(笑)

No.27 4点 simo10 2010/05/29 14:05
-ネタばれ含みます-

探偵「法月綸太郎」シリーズを初めて読みました。
タイトル通り、雪の密室一本に絞った作品です。
招待主である篠塚真棹を筆頭に、招待客達も皆一様に腹にイチモツ抱えている様な序盤の雰囲気は良かったです。
それらの正体もなかなか明かさずに焦らす手法も気に入りました。
ただ、肝心のトリックが共犯モノだったので、どうしてもガッカリしてしまいます。
まだ読み始めたばっかりだけど、この先このシリーズを読んでいけるだろうかと憂鬱になる。

No.26 5点 E-BANKER 2010/04/16 21:20
氏の長編2作目にして、探偵、法月綸太郎の初登場作品。
今さらながら再読しました。
「う~ん」・・・やっぱりパッとしない印象ですねぇ。
作中でも堂々と触れているとおり、「白い僧院の謎」の本歌取りを狙った作品なのでしょうが、やはりこの段階では作家としての2人の力量(またはオーラ?)には格段の差があるとしか言えません。
トリックも言われてみると成立するのは分かりますけど、特に驚きのないのが致命傷です。
ただ、最近やや影が薄くなっている法月警視の渋い魅力をふんだんに味わえるのが本作の大きな魅力かもしれません(?)

No.25 2点 文生 2010/01/20 17:11
指摘があるように探偵・法月綸太郎の初登場の作品としてはあまりにも地味すぎる。タイトルの通り、足跡のない殺人一発ネタの作品なのにそれが全く面白みのないトリックなので目もあてらない。

No.24 4点 varu 2009/06/07 03:07
初めて読む推理ものなら楽しめたかもしれません。でも…文庫p235の苦言の内容は頂けない。

トリックが杜撰という印象を受ける方もいるでしょうが、事件の性質上、そこには私は不満は感じません。

でも、なぜ杜撰なトリックを見破るのに時間がかかったのか?…その原因の一つが上記の箇所…ない…それはない…無茶ではないけど、こういう意外性はいらない。

No.23 6点 測量ボ-イ 2009/05/15 21:32
平凡すぎるという声はよく聞きますが、僕としては
良かったです。奇をてらわないオ-ソドックスな
本格ミステリです。

No.22 5点 こう 2009/02/08 23:35
 個人的には発売順に読んでいったのですが法月綸太郎初登場作品としてよりも「ふたたび赤い悪夢」の前編といった印象が現在は強く感じます。
 メイントリックは正直お粗末ですしプロローグもかなり見え見えですが昔懐かしいお屋敷、怪しい動機の持った類型的な登場人物たちといった作風は割と好きです。
 法月親子の設定も書かれており初登場作としては上々かと思います。

No.21 5点 シュウ 2008/12/06 13:42
まあ様々な欠点があるのは確かですが、法月ファンになってから読んでるので話の面白さもあって読んでいる間はあまり気にならなかったです。
読み終わったら色々不満点が出てきましたがまあいいや(笑)法月警視の活躍が読めたのも嬉しいですし。
この頃からのりりんは人生に疲れた人物を書くのが上手いです。

No.20 5点 あい 2008/11/13 15:36
作品の雰囲気は良いと思うし、話も面白かった。しかしこのトリックはトリックとはいえない様な・・・

No.19 4点 いけお 2008/08/02 01:25
でないとあまりに無理があるので、沢渡兄弟が瓜二つだったんであのトリックが成立したと解釈した。その場合兄弟の外見に関する記述が無いとフェアじゃないと思う。兄弟だからと似てて当然と言われればそれまでだが、双子なわけでもないので。

No.18 6点 おしょわ 2008/05/05 22:43
かの法月探偵の登場作としてはやっぱし少し弱いですよね。

No.17 4点 Tetchy 2008/02/16 22:49
題名も内容もトリックもフツーの本格ですな。
2作目がこれとはちょっと痛い。

>マニアさんへ

ぬいぐるみの「ぐりもお」はジョン・ディクスン・カーの作品『三つの棺』に出てくるグリモー教授から来ていると思われます。

No.16 5点 マニア 2008/02/06 01:21
トリック一発勝負にしては、密室トリックは大したことない。
問題になっている人間錯誤の件はちょっとなぁ・・・説得力が弱い気がする。

それでも、ストーリー自体はシンプルでそれなりに楽しめた。勧善懲悪(?)のラストは良かったかな。

余談だが、香織が持ってたぬいぐるみの「ぐりもお」は某RPGゲームの「モーグリ」がモデルなのでしょうか。

No.15 5点 ぷねうま 2007/09/22 11:57
作者も認めているが思いっきり海外の古典を意識して書かれた作品。
それでいて、それを全く凌駕できていない。
基本的に好きな作家や作品のパロディとか踏襲するのが法月のアイデンティティなのかもしれないが、踏まえた作品を超えていない限り全く魅力は感じない。

No.14 4点 spam-musubi 2007/09/06 10:57
んー、前作のエネルギーを感じられない作品でした。
全てがありきたりな印象。

No.13 8点 弓月 2007/06/19 22:53
 全員の靴のサイズが並んだところでくる“読者への挑戦状”は、キターーという喜び。
 こういうシンプルな作品をもう少し何本か書いて欲しかったなぁ

No.12 6点 vivi 2007/06/14 02:22
何というか、法月警視の葛藤という物語の部分が前面に出ているので、
オーソドックスな犯人当てというふうには読めなかったですね。
綸太郎探偵の個性がよく分からないのがチョット残念だったです。
トリックがあんまり生きて無かったのも残念。

No.11 9点 如月雪也 2005/06/05 07:00
法月はここから入りました。
個人的な好みの問題ということで〜。
エラリイ大好き(内輪ウケ?)なので、なんとなく嬉しかったです。

No.10 2点 Platonic Pimp 2004/10/15 13:39
これを最初に読んだせいで法月さんは他読んでません、てか買うのがちょっとためらわれる。
トリックも絶対ばれるよってトリックだし(リスクおかしすぎ)文章も人を引き込まない。
おまけで2点って感じです。残念

No.9 5点 僧正 2004/09/19 12:01
確かにトリックはなぁ…。
へぇ〜という程度で、驚きも何もなかった。
とはいいつつ看破は出来なかったけど。
寝ぼけてて起こしに来た人間を間違う…。
う〜ん。う〜ん。納得がいかんなぁ…。
政治家と警視と綸太郎の関係は楽しめたが。


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