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ミステリの祭典

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やすしさんの登録情報
平均点:7.25点 書評数:4件

プロフィール| 書評

No.4 10点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2001/08/19 10:15登録)
ミステリ界はもはや何でもありという世界であるが、この小説はまさに曇天に架かる虹で、処女作ながらすでに王道を歩くであろう予感を抱かせるに十分な作品である。
人物描写ははっきりとしているし、謎のふくらませ方は緊張して破裂寸前の風船玉を思わせる。割るのはもちろん京極道の主人である。


No.3 5点 複製症候群
西澤保彦
(2001/08/19 10:08登録)
あまり頭を使わないで読めるので、少し物足りない気もするが、作品の発想自体は面白味あふれるものである。
他のストローの実情の記述も欲しかったし、主人公たちが囲まれた地域にあれだけの少人数しかいなかったことも頷けない話ではある。


No.2 10点 黄泉津比良坂、血祭りの館
藤木稟
(2001/08/08 23:01登録)
群鶏の一鶴である。推理小説は謎の解明よりも博学多才でダンディなものが優れているのである。文体もできあがっているし、朱雀十五の過去と現在が二つの作品で結びついているのもファンにとっては嬉しいことである。読んではがっくりすることの多い現代推理小説界のなかで、この小説はひときわ輝いている。こんな私の書評を見ている暇があったら、早速財布を懐に入れて、本屋に駆け込むべし!


No.1 4点 聖アウスラ修道院の惨劇
二階堂黎人
(2001/08/08 22:56登録)
大変努力して頑張って書いていることは、文章の隙間から伺えるのだが、その割には上出来の作品として誉めるわけにはいかない。
アウスラ修道院の登場人物の謎や信仰の謎もそれ自体としてみた時、面白いが、実際には無理な点があるのではないか?

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