home

ミステリの祭典

login
solo1eさんの登録情報
平均点:7.00点 書評数:2件

プロフィール| 書評

No.2 8点 慟哭
貫井徳郎
(2010/05/18 13:33登録)
作者のデビュー作ですが、完成度の高さに驚きました。
斜に構え、叙述ミステリー作品であることを前提に読むと、確かにトリックは決して難解ではないけど、それでは少し勿体無い。
ただしトリックが途中で分かったとしても、主人公の背負う傷、その後の人生について考えさせられる内容は、実に重厚でした。


No.1 6点 プリズム
貫井徳郎
(2010/05/18 13:24登録)
複数の主要人物それぞれの視点で、被害者を語る手法により、被害者の
多面性が浮き彫りになるという作品。
他の方のレビューにもあるが、ラストに関しては好みが分かれるかも?
(私は楽しめましたし、一定以上の評価をしていますけど。)

ただ私としては、似たような手法であれば、同氏の「愚行録」の方が好きかな。

2レコード表示中です 書評