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ミステリの祭典

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makomakoさんの登録情報
平均点:6.17点 書評数:887件

プロフィール| 書評

No.7 9点 黒いトランク
鮎川哲也
(2008/08/30 18:37登録)
初めて読んだのが30年以上前。当時学生だったので時間が余っていたため表を作って読んだ覚えがある。クロフツの「樽」をしのぐと書評に書いてあったのでこれも表を作って読んだ。そうでもしないとトリックの意味が完全にわからないほど複雑。でもとてもよくできた傑作だと思う。時間がある人はぜひ表を作って読んでみては。


No.6 7点 砂の器
松本清張
(2008/08/30 18:30登録)
ずいぶん昔のことだが、映画で感動してその後読んだのでちょっと印象が薄い。映画のほうがよかった数少ない作品かもしれない。


No.5 9点 ゼロの焦点
松本清張
(2008/08/30 18:28登録)
30年ほど前に読んだがいまでも最終場面は鮮やかに覚えている。人間の悲しさがそこはかとなく描かれていてすばらしい。


No.4 4点 双面獣事件
二階堂黎人
(2008/08/30 18:22登録)
蘭子ものもだんだん幻想小説化してきたようだ。しかもやたら長い。長い推理小説は嫌いではないがこれは無意味に長いので退屈してしまう。


No.3 2点 殺人の門
東野圭吾
(2008/08/30 18:05登録)
東野作品はほとんだがレベルが高い作品と思うが、これはあわない。どうしても最後まで読む気がしなかった。


No.2 6点 海の仮面
愛川晶
(2008/08/30 18:02登録)
女剣士栗原夏樹3部作の完結篇。トリックは大掛かりで、オカルト趣味などもでてきて結構もりだくさんだが、ちょっと長すぎる。トリックも現実としては無理っぽい気もする。でも愛川作品らしい誠実で気持ちのよい作品で読後感は良い。


No.1 7点 化身
愛川晶
(2008/08/30 17:51登録)
戸籍を使ったトリックでなかなか考えられていると思う。戸籍ってこんなことがあるのかと改めて驚かされる。読後感も悪くない。この本を読んだのは10年以上前で今回再読したのだが十分楽しめた(ストーリーを大分忘れてしまっていたせいでもあるが)。ただ深刻な内容のわりになんとなく薄味な感じは否めない。愛川晶の作品では根津愛シリーズより好きなテイストだ。

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