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ミステリの祭典

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異常の太陽

作家 森村誠一
出版日1975年07月
平均点7.50点
書評数2人

No.2 7点 蟷螂の斧
(2021/04/26 18:43登録)
①鳩の目 6点 銀行員の富枝は愛人のため小切手詐欺を手伝う。愛人から民芸品鳩車を土産にもらったが鳩の目が欠けていた・・・
②異常の太陽 5点 子供の描いた絵がヒントというが、その説(心理分析)にはリアリティがない
③赤い蜂は帰った 8点 実験で放った赤い蜂が一匹だけ別の場所で発見された・・・結末(刑事の推理)と地の文で矛盾があると思って読み直したら、ちゃんと書いてありました。完全に引っかかりました。よって+2点(笑)
④残酷な視界 5点 「裏窓遊び」と称して覗きするOL。殺人現場を目撃してしまう・・・彼女の運命は?
⑤肉食の食客 7点 私の母と関係を持ち、更に妻にまで色目を使う叔父に、私は殺意を抱く。古典にあるパターンですが「蟻」をうまく使っています
⑥奔放の宴 8点 妻が結婚前、友人に騙され乱交パーティに参加していることを知った夫は・・・殺人事件が絡むどんでん返し
⑦七日間の休暇 7点 父なし子のたどる半世紀。ひき逃げされ記憶を失った女性と旅をするが・・・社会派風。むなしいラスト

No.1 8点 斎藤警部
(2015/10/28 18:02登録)
タイトルに違わずギラギラした発熱感にやられる野心的短篇集。危険だぜ。

異常の太陽/鳩の目/残酷な視界/肉食の食客/七日間の休暇/奔放の宴/赤い蜂は帰った

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