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ミステリの祭典

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首無の如き祟るもの
刀城言耶シリーズ

作家 三津田信三
出版日2007年04月
平均点8.28点
書評数88人

No.8 9点 CATS
(2008/05/13 11:50登録)
本格+ホラーいいね

No.7 2点 ゆき
(2008/05/13 00:44登録)
私には文体があいませんでした。

No.6 9点 クロノス
(2008/02/22 18:32登録)
横溝正史のような暗くおどろおどろしい書き方が良かった。

No.5 8点 シーマスター
(2008/02/19 23:36登録)
基本的に旧家だとか祟りだとかは苦手だし、神社の~堂や~塔などの構造もうまくイメージできなくて結構キツイものもあったが、文章そのものは読み易いこともあり、何とか完読・・・・・・した価値は十二分にあった。

メイントリックは決して斬新なものではないが、「それ」の暴露によって、数多くの不可思議な謎が一気にクリアされる構図は見事というほかない。
特に「婚舎の集い」での連続殺人における「who? why? how?」に対する「それ」の効用は奇跡的ですらある。
また最後の方で炸裂するドンデン連射も実に楽しい。

ただ、冷静な視点に立てば、いずれのトリックも推理もチョット厳しいなぁというトコロが少なからず引っかかるのは如何ともし難い。
・・・が、それらに目をつぶっても「組み立て方、見せ方」において「勝ち作品」と言えると思う。

No.4 7点 おしょわ
(2008/01/14 14:19登録)
途中ちょっと入りづらい箇所もありますが、面白かったです。
終わり方も良かった。
難点は、やっぱ少々設定に無理があるっぽいのと、ちょっと詰め込みすぎてて満腹なのにまだ食わされるっていう感じがあったところ。

No.3 9点 マニア
(2008/01/07 02:09登録)
当方、結構恐がりでホラー色全開の表紙を見て読む前は不安を感じたけど、ミステリを基盤にほどよくホラーのスパイスが効いていて物語の味は絶品だった。あのおどろおどろしい雰囲気は自分的にどストライク!!

序盤、人物描写と背景描写が乏しく物語世界に上手く入り込めなかったのと、全体的に主要人物の心理描写が多く、他の登場人物を掴みにくかったのが少し残念かな。
しかし、解決編以降の二転三転する息もつかせぬ展開はお見事。ホラーチックなラストも満足。傑作!!

No.2 8点 猫こねこね
(2007/12/07 17:30登録)
少し冗長な気もしますが、ホラーとミステリーのいいところ
をうまい具合に取り入れています。

表紙も凝っていて綺麗なので、ジャケ買いもありかも?

No.1 9点 dei
(2007/11/13 20:10登録)
ホラー要素もとりいれつつ、しっかりミステリをしている作品。
横溝正史作品のような雰囲気で、読者を充分にたのしませてくれる。
本格モノが好きなら確実に楽しめる作品といっていいだろう。

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