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ミステリの祭典

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化学探偵Mrキュリー3
化学探偵Mrキュリー

作家 喜多喜久
出版日2015年06月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 まさむね
(2020/02/02 19:01登録)
 理学部化学科の准教授(沖野春彦)と大学庶務課に所属する新人事務員(七瀬舞衣)のコンビによるシリーズ第三弾。ガンガン続編が出ていますし、一定の人気を獲得しているのでしょう。非常に使い勝手が良さそうなコンビで、舞台は多様な人々が集まる大学、理系知識も活かしやすい…ということで、作者にとっては抜群のポジションを獲得したように思います。
 軽く読む分には悪くない短編集、という意味での安定感はあります。キュリーと化学少年の交流が微笑ましかったな。

No.1 6点 makomako
(2015/10/12 09:59登録)
 なんだかんだといって発売されているシリーズを全部読んでみましたが、「3」では舞衣が意外にもソフトボールの名ピッチャーであったことが判明する。さらにキュリー氏が全くの運動音痴であったことも分かり、ちょっとほほえましい。
 3作の中では「3」が一番良いようです。
 相変わらずすらすら読めるが、以外にも?キュリー氏が舞衣ちゃんを好ましく思っているようなこととなりました(大体わかっているけどね)。
 まだこのシリーズは続くかもしれませんがどんどんのめり込んでいくというほどの力はないように思います。

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