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ミステリの祭典

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寝室には窓がある
バーサ・クール&ドナルド・ラム

作家 A・A・フェア
出版日1957年11月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 弾十六
(2018/11/23 02:39登録)
クール&ラム第12話。1949年1月出版。ハヤカワ文庫で読了。
ホテルのロビーでブロンドに出会うラム君。作者お気に入りの「犯罪に乾杯」(Here’s to crime)が出てきます。複雑な展開の物語ですが、登場人物の魅力が薄いです。バーサやセラーズ部長刑事も表面をなぞるような描写。銃は32口径の六連発のリボルバーが登場、詳細不明。
小実昌さんのグチだらけの訳者あとがき(翻訳の日本語について)が面白いです。

No.1 5点 nukkam
(2015/08/08 12:10登録)
(ネタバレなしです) 1949年発表のバーサ・クール&ドナルド・ラムシリーズ第12作です。物語の開始時点で既にラムが探偵活動の最中という、起承転結を意図的に崩した導入となっているため何が何だかよくわからないまま読む羽目になりました。真相も非常に入り組んでおり、軽妙な文体に騙されて(?)気軽に読もうとすると私のように混乱が収まりませんので、ある程度の集中力をもって読んだ方がいいと思います。

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