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ミステリの祭典

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崇徳伝説殺人事件
浅見光彦

作家 内田康夫
出版日1997年02月
平均点3.50点
書評数2人

No.2 2点 mediocrity
(2019/02/27 21:43登録)
テレビでは何度となく見てる浅見光彦シリーズだが読むのは初めて。
タイトルを見て一番面白そうなのを選んだが、これはタイトルに偽りありだ。崇徳(上皇の)伝説(をちょっと絡めた京都老人ホーム)殺人事件て感じ。
歴史ミステリでもトラベルミステリでもなく、これは社会派ミステリだと思う。それでも面白ければ別にいいのだが、犯人は予想通りだし、動機もなんだか取ってつけたような感じ。
途中、崇徳上皇の像にロープで体をくくりつけられて、ある人物が死んでいるのが発見されますが、なんと何のトリックもありません。崇徳上皇の祟りのように見える、ただそれだけです。
作者の政治信条を登場人物に語らせる形で所々に挿入していて更にウンザリ。
大外れを引いたのか、それとも全部こんな感じなのか。

No.1 5点 測量ボ-イ
(2015/05/27 19:47登録)
氏の作品を読むのは多分はじめてです。
題名からみて、崇徳上皇の怨霊に関するあらたな解釈等が
盛り込まれた歴史ミステリかと思いきや、そういう側面は
以外に薄く、ややもの足りないか。

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