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ミステリの祭典

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女は待たぬ
バーサ・クール&ドナルド・ラム

作家 A・A・フェア
出版日1958年08月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 弾十六
(2019/08/16 23:00登録)
クール&ラム第14話。1953年9月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評の転載です。いずれ再読したらあらためて書きます。)
舞台がハワイなので水着率の高いお話。ホノルルでバーサが変わってゆく姿が可笑しい。展開は相変わらず起伏に富んでおり、ある意味意外な解決ぶりでちょっと驚きました。日系人が二人登場、ミツイとコリオト、後者は柔道を使います。ラム君は以前習った格闘技をすっかり忘れてしまったようですね。銃は38口径のピストル(多分リボルバー)が登場、詳細不明です。
(2017年7月8日記載)

No.1 6点 nukkam
(2015/03/03 20:34登録)
(ネタバレなしです) 1953年発表のバーサ・クール&ドナルド・ラムシリーズ第14作の本格派推理小説です。同じアメリカでもハワイはやはり舞台として特殊なのでしょう。マイペースを崩さないドナルドとは対照的に、ハワイに似合うファッションに身を包むのに大騒ぎのバーサが面白おかしく描かれています。登場人物がそれほど多くなくプロットもあっさり気味ですが、ちょっとしたトリックがなかなか印象的な謎解きでした。ドナルドもそれなりに活躍していますが、意外とホノルル警察のフラキモ部長刑事も優秀でしたね。

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