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ミステリの祭典

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女王国の城
学生アリス&江神シリーズ

作家 有栖川有栖
出版日2007年09月
平均点7.66点
書評数64人

No.4 7点 猫こねこね
(2007/12/07 17:34登録)
学生アリスシリーズをまとめて読んだので、皆さんみたいに、待ちに待った感が味わえなかったのは、残念でした。

トリックや動機よりは、文章・展開でラストまで一気に読ませる作品だと思います。

シイタケ栽培にも詳しくなれますよ(笑)

No.3 7点 カッパのサンペイ
(2007/10/16 00:23登録)
15年ぶりの学生アリスシリーズ。期待通り、高いレベルにしあがっている。犯人の頭脳レベルが、前作「双頭の悪魔」の犯人よりも低いために、トリックが少し軽い感じがした。引用が多すぎるのもマイナス点か。

No.2 8点 norirnori
(2007/10/10 00:39登録)
かなり楽しめました。
やっぱり江神シリーズ、好きです。
過去三作の様に、サークルの面々が議論することにより、推理が右往左往する感じが控えめだったのはやはり作者の経験、そして長い時間の経過故でしょうか?
前作から半年後という設定ですが、EMCのメンバーもなんかすごく大人びた印象を抱かせます。
落ち着いてじっくり読める作品でした。

No.1 9点 vivi
(2007/10/05 01:40登録)
15年ぶりの江神シリーズ。
当然期待値もマックスになっているのですが、
期待を裏切らない、アドベンチャー&ロジック全開の作品でした。
大きく読者の考えを裏切る演出は無いけれど、
「犯人当て」小説としては、高レベルだと思います。
長大な作品ではありましたが、最後まで楽しく読めました。

途中「読者への挑戦」が挿入されます。
現在のミステリの状況の中で「挑戦」を入れることに多少の遠慮を覚えたのか、
かなり控えめな挑戦ではありましたが、
私自身は、こんな本格がいつまでもあってほしいと思いました。

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