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ミステリの祭典

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雨の降る日は学校に行かない

作家 相沢沙呼
出版日2014年03月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 4点 ボナンザ
(2021/11/07 22:57登録)
馴染めない側の描写が実にリアルで上手いけど、オチはどれも優しめ。

No.1 6点 sophia
(2021/03/15 23:55登録)
「教室に並んだ背表紙」が割とよかったので、似た系統と思われる本作にも手を出してみましたが、こちらは更にミステリー要素がありません。そして「教室に並んだ背表紙」のように各エピソードの関連性があまりないので(一部を除き舞台が同じ学校なのかも不明)、連作短編集としての厚みという点では落ちますかね。ただ、各タイトルを聞いて話の中身を思い出せるのはこっちだろうなと思います。「死にたいノート」と「プリーツ・カースト」の卵の殻にヒビが入ったような終わり方が好きです。

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