home

ミステリの祭典

login
ヒポクラテスの初恋処方箋

作家 小峰元
出版日1978年11月
平均点3.50点
書評数2人

No.2 5点 nukkam
(2021/06/12 23:14登録)
(ネタバレなしです) 1978年発表の本書は本格派推理小説ではなく冒険スリラーだと思います。登場人物はそれほど多くはないのですが同じ人物が苗字、名前、あだ名で呼ばれたりするので登場人物リストを作って整理した方がいいかもしれません。ユーモア豊かな展開で軽快な筋運びですが秘宝の盗難、失踪、そして怪死事件の関係が漠とし過ぎていてミステリープロットとして微妙に読みにくいです。私の読んだ講談社文庫版ではイラストが(誰の作画だろう?)挿入されているのはいいのですが、作中場面と合っていないページに掲載しているのは問題だと思います。作中人物が「機動力のない探偵は、推理力のない探偵より劣る」と述べているように行動で(時に危機を招きますが)解決しており、推理もしてますが論理性がなくて空想にしか感じられません。

No.1 2点 ∠渉
(2014/01/30 23:55登録)
挿絵があって読みやすい。
ただ、キャラクタが似たり寄ったり。既視感ハンパない。
言えることは、それだけ。面白いんじゃないでしょうか。

2レコード表示中です 書評