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ミステリの祭典

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らんぼう

作家 大沢在昌
出版日1998年09月
平均点7.33点
書評数3人

No.3 6点 itokin
(2007/12/30 15:50登録)
大沢作品は好きだが、ちょっとハチャメチャ過ぎないか。
まあ、短編集だからいいか・・・

No.2 7点 こもと
(2007/10/16 21:39登録)
 大沢流・痛快アクションモノ。
 非番の日、偶然遭遇してしまった事件を「面倒くさい」と考え、隠蔽しようとするなんざ、刑事にあるまじき行為なんでしょうが。 でも・・・くっくっくっ・・・笑えます(笑) 型破りとしか言いようの無い二人に、「どうしようもないなぁ」と苦笑を交えつつも、読み進めていくうち、彼らがただの乱暴刑事ではない、とても骨のある男たちだということもわかります。
 これだけ笑わせてくれる短編集のラストシーンなのに、なんだかちょっとホロリとしてしまう、やはりそれが大沢流でしょうか。

No.1 9点 テツロー
(2003/01/03 00:18登録)
「らんぼう」 新潮文庫
 ハードボイルドってあまり読まないのですが、裏表紙のあらすじ等で魅かれて手にとってみました。
 主人公2人が、悪漢供に遅れをとらないところや、全然容赦無いところが、爽快でした。僕がハードボイルドを苦手な理由に、善玉が暴力で蹂躙される描写が見てられないからというのがあるのですが、この作品はそういう部分が本当に全く無いんですね。良かったです。
 ハードボイルドファンの人はどう思うか、ちょっと聞いてみたいですね。

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