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ミステリの祭典

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つかみそこねた幸運
ペリイ・メイスン

作家 E・S・ガードナー
出版日1965年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 弾十六
(2020/06/28 03:36登録)
ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第73話。1964年5月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。)
晩餐会で注目を浴びる美しいデラ。評判が良いドレイクの仕出し屋稼業。ドレイクのコーヒーの好みは砂糖とクリームたっぷり。久しぶりのホルコム(1959年1月刊「恐ろしい玩具」以来)でも活躍は無し。バーガーはメイスンの非行を見つけ締め上げます。法廷シーンは予審、冒頭からバーガーはメイスンを厳しく告発。レッドフィールドの証言をきっかけに、メイスンはバーガーとトラッグを引き連れ仲良く現場を再捜索。最後はメイスンがバーガーに逆捩じを食らわせて幕。全体的に薄い味付けです。
銃は38口径レヴォルヴァ、スミス・アンド・ウエッソン製が登場、詳細不明。
巻末には、1964年11月に虎の門の晩翠軒で開かれた日本探偵作家協会主催のガードナーを囲む会の記録あり(署名「N」による)
(2017年5月20日記載)

No.1 6点 nukkam
(2016/06/13 01:37登録)
(ネタバレなしです) 1964年発表のペリイ・メイスンシリーズ第73作です。これまでにも手強い敵対者が登場する作品はいくつかありましたが、本書に登場する相手はしたたかさも行動力も持ち合わせており、どうやってメイスンがやっつけるのか興味深く読めました。その決着がちょっと宙に浮いてしまったようなところがあるのが心残りではありますけどメイスンが勝勢であることは確かだと思います(何かミステリーの感想らしくないですね)。

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