美人コンテストの女王 ペリイ・メイスン |
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作家 | E・S・ガードナー |
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出版日 | 1967年01月 |
平均点 | 5.00点 |
書評数 | 2人 |
No.2 | 5点 | 弾十六 | |
(2022/09/10 10:06登録) ペリーファン評価★★☆☆☆ ペリー メイスン第78話。1967年5月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。) 過去から逃れようとする女。策略を企み、思わず第一発見者になるのはいつものパターン。プライヴァシーの権利を守るメイスン。トラッグは愛想よく、ズカズカ私室に入り込み、正式なミランダ警告をかまします。法廷シーンは予審、死刑送りにするのが趣味の検事と対決、バーガーは登場なし。最後は急転直下に解決、トラッグと握手して幕。ふらふらした感じの話です。銃は38口径コルトと32口径 スミス・アンド・ウェッソンが登場。いずれもリボルバーですが詳細不明。 (2017年5月24日) |
No.1 | 5点 | nukkam | |
(2016/03/29 19:43登録) (ネタバレなしです) 1967年発表のペリー・メイスンシリーズ第78作です。殺人事件はすぐには発生しませんが、まったく退屈させない展開はさすがにガードナーです。解決が警察初動捜査の手落ちに頼っているのと推理が相当強引なのが少々気にはなりますが。ちなみに美人コンテストの優勝者が確かに登場するのですが、それは20年前に終わっていた話でした。コンテストの結果がどうなるかをはらはらしながら読む物語かと勝手に私は期待していました。 |