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ミステリの祭典

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光る指先
ペリイ・メイスン

作家 E・S・ガードナー
出版日1957年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 弾十六
(2019/08/18 00:25登録)
ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第37話。1951年5月出版。ハヤカワ文庫で読了。(なお、以下はAmazon書評の転載です。いずれ再読したらあらためて書きます。)
あんたは有毒、天然痘、体臭・息がくさい、と(いう意味を)上品に言うデラ、実は毒舌家? 法外な弁護料で雇われたメイスンのハメ手を上手く逃れるホルコム、少し賢くなりました。物語の序盤で法廷シーンが登場、メイスンのしつこい反対尋問が炸裂します。三度目のサウザンド・アイランド・グレービーねた。殺人課の連中がうようよの中にホルコムがいて… 復帰した? ニューオリンズに飛ぶメイスンとドレイク、地元警察と対立、トラッグが空港でお出迎え。終盤の法廷場面はバーガーが自信たっぷりに登場、メイスンはネチネチ尋問で反撃。メイスンの危ない冒険はありませんが、ドレイク事務所にやらせます。最後はバタバタと解決。
(2017年4月15日記載)

No.1 5点 nukkam
(2016/06/01 11:12登録)
(ネタバレなしです) 1951年発表のペリイ・メイスンシリーズ第37作です。今回のメイスンはかなり慎重な態度で対応しているのですがそれにも関わらずどんどん不利になっていく展開がサスペンス豊かで、宿敵ハミルトン・バーガーもこれまでにないほど自信満々です。そこまではいいのですがここでいつものように法廷で見事な逆転劇が見られるかと思いきや、意外にも決着は法廷外へとなだれ込みます。推理も若干はしていますがかなり強引な手法で解決へと導いており、しかも後味の悪い結果が気になります。デラの、「結局この方がよかったかもしれない」発言には個人的には賛同できません。

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