home

ミステリの祭典

login
嘲笑うゴリラ
ペリイ・メイスン

作家 E・S・ガードナー
出版日1956年01月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 弾十六
(2019/08/18 17:53登録)
ペリーファン評価★★★☆☆
ペリー メイスン第40話。1952年11月出版。ハヤカワ文庫で読了。(なお、以下はAmazon書評の転載です。いずれ再読したらあらためて書きます。)
謎の包みを手に入れ上機嫌のメイスン、ブラックストーンの胸像に帽子を投げます。メイスンは怪しい奴を煙に巻き、無料で人助け。ゴリラと遊んだり、警官と野球談義をしたり、新聞記者に特ダネを提供したりで忙しく活動します。デラと二人で中華料理店で辻占入りのお菓子を注文、結果を秘密にするデラ。予審ではバーガーと対決、ネチネチ尋問で証人をいたぶります。最後は活劇で幕。
(2017年4月22日記載)

No.1 6点 nukkam
(2016/08/09 16:12登録)
(ネタバレなしです) 膨大な作品を書いたガードナーには動物を扱った物語も少なくありません。当然犬猫の登場回数が1番多いと思いますが他にもカナリヤ、おうむ、金魚、燕、アヒルなど様々です。本書は1952年発表のペリイ・メイスンシリーズ第40作ですが何とびっくりゴリラが登場です。単なるお飾りではなくちゃんとゴリラを法廷論争のネタに使っているところはご立派で、読んでるこちらも興奮してウッホッ、ウッホッホッと胸を叩きました(嘘です)。序盤は筋を追うのにちょっと苦労しましたが最後は派手な捕り物劇もあってすっきりしました。でも中身の方はゴリラがらみの場面は覚えているんですがゴリラ以外の部分はほとんど忘れてしまいました(笑)。

2レコード表示中です 書評