home

ミステリの祭典

login
暗殺者グレイマン
暗殺者“グレイマン”(コートランド・ジェントリー)

作家 マーク・グリーニー
出版日2012年09月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 7点 八二一
(2024/09/15 20:12登録)
囚われた依頼主と双子の孫たちを救うべく、仕事先のシリアからフランスに急行する暗殺者グレイマンに次々と刺客が。
連続する闘いの熱と知恵と凄味に魅了され、さらに空中水中雪中など戦場の多様性に目を奪われ、五百ページ超を一気読みすること必至。

No.2 6点 mic
(2013/08/05 17:02登録)
行く先々で負傷してその治療に当たる描写が生々しく、緊迫感が
あった。もうこれで万事休すかと思わせ、意表を突いて逃げるのは
テレビドラマ逃亡者のキンブル博士やゴルゴ13を思い出させた。
ちょっと主人公がスーパーマン的なのと、暗殺者チームが多過ぎたのが玉に傷。

No.1 7点 kanamori
(2013/05/11 12:43登録)
目立たないことで”グレイマン”の異名をもつ凄腕の暗殺者を主人公にした冒険小説。この手の活劇小説では「極大射程」以来久々に最後の最後まで興奮させられた。

死の罠が待ち受ける北フランスの古城を目指してヨーロッパ横断を敢行するグレイマンを標的に、12か国の特殊部隊チームが次々と襲撃を仕掛けてくる、息つく暇のないスリリングな展開の連続がすごい。たしかに、御都合主義的な援護者の登場など欠点もあるけれど、ここまで面白ければ問題ないw
続編もあるようなのでそのうち読んでみたい。

3レコード表示中です 書評