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ミステリの祭典

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遺品

作家 若竹七海
出版日1999年12月
平均点5.67点
書評数3人

No.3 5点 zuso
(2022/12/12 22:21登録)
死せる佳人の妖影たゆたう洋館というゴシック・ロマン本流の設定による怨霊譚かと見せかけて、最後に意想外の真相を用意した構成は、実に鮮やか。ホテルをめぐる人間模様もよく書き込まれている。ただし、エンディングは賛否分かれるかもしれない。

No.2 7点 884
(2004/01/28 13:10登録)
 オチがどうにも。善人と悪人がひっくりかえらないところが若竹らしくないとは言えなくもないです。オーソドックスなはなしのつくりは、彼女には逆に珍しいと思います。もう一個ぐらいひっくり返してもいいような気もしますけどね。
 それでも中盤に掛けての話の運びは十分に楽しめました。

No.1 5点 はこ
(2001/04/20 20:05登録)
館モノのホラー。
ちょっと在り来たりな感じ。

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