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ミステリの祭典

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城崎殺人事件
浅見光彦

作家 内田康夫
出版日1989年02月
平均点3.50点
書評数2人

No.2 4点 測量ボ-イ
(2023/01/21 09:19登録)
まずは良いところから行きましょう。
城崎・豊岡いわゆる但馬地方の歴史のべんきようには
なりました。
ただミステリ-としては、なにぶん薄味。
謎の解決はありきたりですし、先の方が指摘されている
ように解決すらされていない箇所も。
量産作家の方に多いのですが、謎の設定を思いついたら
書き始め、解決を思いつかないと強引な手段に出たり、
解決そのものを放棄したり…
1〜2年に1作とか丹念な書き方をする作家さんならこ
のようなことはないとおもいますが。

No.1 3点 TON2
(2012/12/25 20:36登録)
徳間文庫
 シリーズで数多くの作品が生み出されていますが、この作品のようにいくら兄が警察庁のキャリアだからといって、捜査にああまで口出ししてもいいものでしょうか。また、ミステリーとしては、犯人は誰か、動機は何かという謎解きはありますが、殺人トリックに関してはほったらかしです。警察も見破れなかった自殺に見せかけた殺人、その方法は?最初に謎を提示しておきながら、全く説明がありません。
 読者は、主人公を取り巻くキャラにひたりたいというだけでしょうか。

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