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ミステリの祭典

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製造迷夢

作家 若竹七海
出版日1995年08月
平均点6.14点
書評数7人

No.7 4点 まさむね
(2024/02/09 23:49登録)
 渋谷猿楽署の刑事・一条風太とサイコメトリー能力を持つ井伏美潮のコンビによる連作短編集。
 物語としてサイコメトリーを活用すること自体、私は否定的にとらえているものではなく、むしろミステリとして絶妙な調味料にもなろうと思っています。でも、それは素直にストレートに使ってほしいなぁ…という気もしていて、それにドラッグやら何やらをかまして複雑化されてしまうと、どうにも興味が減退してしまう面がありました。
 若竹作品の中では異色作として位置づけられると思うのですが、成功しているかと問われれば、個人的には消極的な評価になってしまいます。辛口ですが敢えてこの採点で。

No.6 6点 なの
(2004/09/11 22:42登録)
ミステリに異能力者が出るのは反則・・・と、以前の私なら思っていたでしょうが、西澤作品を読んだ今では全然オッケーです(笑)
ブラックなネタが多いんですが、主人公たちのキャラのお陰か、それほど後味は悪くありません。
(ラストはハッピーエンドだし)
でも、一話足りないですよね。
一条刑事と美潮さんの恋愛が唐突気味なのが残念。

No.5 9点 みっくん
(2004/06/17 03:58登録)
 まずメインのキャラクターが魅力的だと思います。
作品の構成が短編の集まりで読みやすいです、ただ事件の中身がちょっと重かったような気がします。

No.4 5点 SD
(2004/06/05 05:39登録)
この作者の作品は初めて読みました。 サイコメトラーに対する掘り下げが浅い事やサイコメトラーを出す理由が明白でないため 内容が薄く感じる。 他の作者の作品で出てくる名探偵の方がこの作品のサイコメトラーよりよほど多くの情報を読み取るからかもしれない・・・それはそれでしらけるのだが。 あとがきでこの作者は長編の方がいいと書いてあったので次は長編を読みます。

No.3 7点 はこ
(2001/04/20 20:25登録)
サイコメトラーっていうのがちょっと嘘臭いけど、
お話はそこそこ好き。

No.2 7点 蛙ライダー
(2001/04/19 22:45登録)
救いがないような、酸素が足りないような読後感だったけれど後味は悪くなかった。
サイコメトラーな人が出てくる話は好きです。
すーさんとは好みが反対なようですね。

No.1 5点 すー
(2001/04/18 21:35登録)
インパクト薄。

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