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ミステリの祭典

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ついてくるもの

作家 三津田信三
出版日2012年09月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 ミステリ初心者
(2014/03/01 11:01登録)
ネタバレがあります。


 そこそこ面白かったです
 推理小説が、最後にひとつついています。ゲンヤさんシリーズです。これ、自分は結構好きなんですが、誰もが想像する展開かもしれませんね。どちらかっていうと、クロさんと偲さんと、言耶さんのトリオ漫才のような雰囲気を楽しむものかも。

No.1 6点 kanamori
(2012/10/06 18:45登録)
ホラー短編6作収録の作品集、それだけだと営業的に苦しいので刀城言耶シリーズ1編付けました、といった感じの短編集です。
ただ、その唯一のミステリ作品「椅人の如き座るもの」は、密室状況下の人間消失を扱っているのですが、かなりトホホな真相。タイトルそのマンマじゃん、とツッこんでおきます。
一方で、ホラーのほうは秀逸な作品が揃っていて、こちらは楽しめた。雛人形の呪いで一家が陰惨な結末を迎える表題作の「ついてくるもの」、小学生五人組が禁断の森に入り込み遭遇する怪異「八幡藪知らず」、一軒家に共同入居するうちの一人の様子に異変が...「ルームシェアの怪」が、読後ゾクゾクした作品個人的ベスト3。

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